新作映画「マンガ家、堀マモル」が本日、8月30日より劇場公開される中、その原作と主題歌を手掛けるアーティストsetaによる絵画展「setaのいきもの展」が現在、渋谷駅前のShibuya Sakura Stage 4Fにあるアートコミュニティスペース「re-search」で開催されています。この展覧会は、9月13日まで楽しむことができ、映画とアートを融合させた独特の体験を提供しています。
展覧会では、setaが描いた原画26点が展示されており、その中には新作8点が日本初公開となっています。展示作品の中には、映画の主題歌やエンディングテーマ曲のジャケット用に描かれた原画も含まれています。作品は、いきものたちの優しさ、儚さ、コミカルさが独自の視点で表現されており、タイトルには時折ユーモアが感じられます。
setaは自身の音楽活動と並行して、ビジュアルアートの分野でも注目されています。彼女は指や筆、アクリル絵の具、クレヨン、さらには化粧品といった多様な素材を用いて作品を制作しており、歌詞や物語制作の行き詰まりを打破するために描かれた作品も数多く存在しています。そのため、作品には多層的な線や動きが生み出すエネルギーが感じられ、訪れる人の心を惹きつけます。
setaは1993年生まれ、岡山県出身のアーティストです。高校時代から音楽活動を主導し、大学卒業後には渋谷でレーベルを設立しました。2020年にはNHKの「みんなのうた」を担当。その後、渋谷駅周辺でのギャラリー企画や絵画展も行い、今後も京都、岡山、タイ、シンガポール、台湾での展示が控えています。セットの活動はアート界で注目される存在となりつつあり、特に映画とのコラボレーションが話題を呼んでいます。
絵画展は8月26日から開始されており、都内パートナーストアとのコラボ作品として、setaが手掛けた日本酒「叶芽(KANAME)」のラベルも特別に販売されています。展示会場では、アルミ製キャンバス「GAAATシリーズ」とのコラボ作品も従来の枠を超えたアートを提供しています。最寄りの「TSUTAYA BOOKSTORE」カウンターで声をかけると、特別販売アイテムの購入も可能です。
「setaのいきもの展」は、日常の中にアートを取り入れる素晴らしい機会を提供しています。美しい作品を通じて、芸術の魅力を身近に感じることができるこの機会をお見逃しなく。当展の開催時間は午前8時から午後11時までとなっておりますので、ぜひ足を運んでみてください。詳しい情報は、サクラステージ公式サイトにてご確認ください。
re-searchはCCCアートラボが手掛ける、未来のアーティストを支援するためのアートコミュニティスペースです。様々な企画やイベントを通じて、渋谷をアートの力で盛り上げることを目的としています。アートは人々の心を豊かにする力を持っており、その力を感じるためにも是非足を運んでいただきたいです。