米沢興譲館高等学校の偉業
山形県立米沢興譲館高等学校のTeams ONI³(オニキューブ)が、「第8回 Change Maker Awards」東日本ブロックにおいて金賞を受賞し、その結果、2026年3月22日に開催される全国大会への出場が決定しました。この成果は、同校の生徒たちが地域の問題に対してどのようにアプローチし、問題解決のための提案を行ったのかを伺わせるものです。
ONI³の取り組み
ONI³のメンバーは齋藤心美さん、渋谷優里さん、狩野佑奈さんの3名です。彼らの発表テーマは「DON'T GET BEATEN BY BREAD!! ONIGIRI COUNTERATTACK ~Onigiri saves the rice~」であり、日本の米消費量の減少に関する問題に取り組みました。日本では過去60年間で一人あたりの米消費量が半分以下に減少しており、その結果、米価が高騰しています。この問題に対して、ONI³はおにぎりに着目しました。
おにぎりの魅力
おにぎりは、手軽に食べられるだけでなく、炭水化物とたんぱく質を同時に摂れる理想的な食品といえます。国外でもヘルシーかつスタイリッシュな食事として人気が高まっています。現代の忙しいライフスタイルにぴったりの食品であるおにぎりを通じて、日本の米消費を呼び戻そうというのが、ONI³の狙いです。
ワークショップの実施
ONI³は、自らの研究を実践するためいくつかのワークショップを開催しました。
1.
オリジナルおにぎりレシピの開発
自宅にある食材を使用し、簡単に作れるおにぎりレシピを提案しました。「鋼結(ハガネムスビ)」というメニューは、青のりと鰹節を使って鉄分を補給できるもので、レシピカードも手書きで作成されました。
2.
校内おにぎり作りワークショップ
農林水産省の食育動画を活用し、校内でおにぎり作りを体験するワークショップを開催。参加者の意識が「食べるおにぎり」から「作るおにぎり」へと変化し、意欲が100%に達しました。
3.
地域の子ども食堂での開催
川西町の子ども食堂「なかよしキッチン」でもワークショップを行い、「とても難しい」との回答がゼロだったという嬉しい結果もありました。
重要性とメッセージ
ONI³は地域に根ざした活動を通じて、日本全国での米消費の復活や、持続可能な食システムの導入を目指しています。口ずさまれるメッセージとして「日本人全員があと一口多くご飯を食べると、食料自給率が1%上がる」があります。この小さな一歩が、大きな変化を生む可能性を秘めています。
Change Maker Awardsについて
「Change Maker Awards」は、高校生を対象とした英語プレゼンテーションコンテストです。生徒が自らの課題を発見し、解決策を発表する力を競う場となっています。多くのチームが参加する中で、ONI³は東日本ブロックでトップに輝きました。彼らの次なる挑戦は全国大会です。
プラットヨネザワ株式会社の支援
地域の観光まちづくりに取り組むプラットヨネザワ株式会社は、ONI³の活動をSSHコーディネーターとして支援しました。彼らの取り組みが地域の未来にどのように影響を与えるのか、注目が集まっています。今後も同社は米沢興譲館高等学校の生徒たちの探究活動をしっかりと支えていくことを約束しています。