Makers’ Baseとiichiが手作り文化を支える提携を実現

Makers’ Baseとiichiの業務提携

この度、株式会社Makers’（東京・目黒）とiichi株式会社（神奈川・鎌倉）は、手作り文化を持続的に支えるための包括的業務提携に合意しました。この提携により、個人作家の創作活動を支援する新しい基盤が形成されることになります。

Makers’ Baseの魅力

Makers’ Baseは、日本最大級のシェア工房スペースとして、陶芸、木工、彫金、染織など、多様なジャンルに対応した設備が整えられています。これまでに、1,400名以上の作家がこのスペースで創作活動を行い、各自のスキルを磨いてきました。利用者には必要なツールが提供され、充実した環境で創作に取り組むことが可能です。

iichiの役割

一方、iichiは約12,000名もの個人作家が登録する手作り工芸の通販サイトです。オンラインでの作品展示や販売を推進し、手作り文化の普及に貢献しています。このプラットフォームは、自宅で作品を生み出す個人作家にとっても、強力な販路となっています。

業務提携の具体的な内容

今回の業務提携により、個人作家の創作活動を幅広く支援する体制が整います。具体的には、両社が共同で「サービス体験プログラム」を立ち上げ、iichiに作家登録を行ったユーザーに対し、Makers' Base利用時の工房利用料が最大50％割引となる特典を用意。このプログラムは、特設ページやメールマガジンでのプロモーションを通じて、より多くの個人作家を巻き込むことを目指しています。

ワークショップイベントの開催

さらに、第2弾の企画として、2014年11月1日から3日の間に、Makers’ Baseを舞台にしたワークショップイベント「100 Makers’ Open Base！」が開催される予定です。このイベントには、Makers’ Baseやiichiに登録した作家たちが参加し、参加者は日本有数の設備を利用して本格的な作品創作に挑戦することができます。参加希望者は事前申し込みをすることで、誰でもこの機会に応募可能です。

今後の展望

Makers’とiichiはそれぞれのネットワークを活かし、著名な作家による講座や、クリエイター同士のコミュニティ形成を目指すプログラムを継続的に実施していく予定です。創作活動のスキル向上を図るための講座や、個人事業主としてのビジネス機会の創出といった、多様なニーズに応える取り組みが進むことで、手作り文化の確認と新しいビジネスモデルが期待されています。