超高級日本酒『零響』と匠の料理がもたらす至高のマリアージュ体験を名古屋で

超高級日本酒『零響』と匠の料理がもたらす至高のマリアージュ体験

名古屋において、2025年5月2日に開催された超高級日本酒マリアージュイベントは、株式会社さくら酒店が主催したものです。日本酒文化の新しい地平を切り開くこのイベントでは、1本約40万円に及ぶ「零響 Absolute 0」を始め、名店が手掛ける日本料理との革新のマリアージュが体験できる機会が提供されました。

日本酒『零響』とは

「日本酒で世界一面白いことをする」という使命を掲げるさくら酒店は、伝統と革新を見事に融合させた日本酒イベントを企画しました。特に注目されたのは、伝統的な製法を極めて5,297時間をかけて作られた「零響 Absolute 0」です。この酒は、かつてない精米歩合0.85％を誇り、酒税法を越えた革新的な存在として知られています。年間333本という極めて限られた数量のみが流通しており、実際にこの稀少な日本酒を体験できる機会は非常に貴重です。

匠の技による料理との絶妙なペアリング

料理には、名古屋のミシュラン掲載店「味感ことほぎ」が名を馳せました。こちらでは、日本酒とのペアリングを意識した料理が数々並び、蛤と「零響」の組み合わせ、毛蟹と「残響」のマリアージュなどが提供されました。このペアリングによって、日本酒の特性や素材の魅力を最大限に引き立てる料理が展開され、参加者を魅了しました。

さらに、同じ伯楽星の精米歩合の異なる2種類を用いたブラインドテイスティングなども行われ、参加者は日本酒の奥深さを体験しました。

『日本酒王子』が魅せる独自の価値観

さくら酒店の代表取締役である近藤悠一氏は「日本酒王子」として知られ、年間20件以上のマリアージュイベントを手掛けています。近藤氏は、日本酒の保存に適した「零下 - REIKA -」を運営しつつ、革新を続ける日本酒の魅力を最大限に引き出すことに注力しています。

彼のビジョンは、日本酒文化を広めることであり、「日本酒で世界一面白いことをする」ことに挑戦し続けています。今回のマリアージュイベントについても、「これまでの日本酒体験が変わった」や「新たな価値観を知った」といった参加者の声が寄せられ、その成功が証明されました。

日本酒の未来を見据えた取り組み

今回の高級マリアージュイベントには30〜40代の参加者9名が集まり、180,000円という高額な参加費にもかかわらず、すぐに満席となりました。このイベントの成功は、日本酒の市場における新たな価値創造の可能性を示唆しています。

グローバルな視点では、日本酒が世界中で認知されつつあり、日本食と共にプレミアムな存在としての需要が高まっています。さくら酒店は、国際的な展開やインバウンド需要の拡充を視野に入れ、今後も日本酒の新たな展開を図る計画です。

伝統を守りつつ、革新的なイベントを通じて日本酒の新しい価値を創造し続けるさくら酒店は、更なる挑戦を続けていく姿勢を変えません。日本酒文脈での新しい体験を提供し、未来に向けての革新を進めていくことでしょう。

イベント概要

- イベント名：『零響×日本料理』匠が生み出す極上のマリアージュ会
- 日時：2025年5月2日 18時半～21時40分
- 会場：味感ことほぎ（名古屋市東区泉2丁目1-28 ヴィアーレストーリア 2A-2）
- 提供された日本酒の種類：8000 DRY SPARKLING 2023、零響2023・2024、残響2023、白隠正宗、生酛純米、伯楽星純米吟醸、ブラインドテイスティング用の伯楽星、雨後の月、作竒瑞 KIZUI、賀茂金秀純吟雄町、淡緑山廃純米吟醸、欅（クラフトジン）等

今後のさらなる展開に期待が高まります。