高校生が海洋ごみ問題に挑む！動画コンテスト開催決定

高校生たちが海洋ごみ対策に立ち上がる

一般社団法人福丼県プロジェクトが主催する「高校生海洋ごみ削減動画コンテスト」が、2025年9月23日に福井県で開催されることが決まりました。このイベントは、日本財団が推進している「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われます。今回は、福井県内の高校生たちが海洋ごみ問題に対する意識を高め、主体的に行動する機会を提供することが目的です。

イベントの背景と目的

福井県の高校生たちは、5月から「高校生ごみパトロール隊」という活動を立ち上げ、海洋ごみ問題に取り組んできました。しかし、個々の活動は行われているものの、継続的かつ広がりのある取り組みを実現することが求められていました。そこで、今回のコンテストを通じて、高校生自身が海洋ごみ削減に関するメッセージを発信し、仲間とのつながりを深めることを目指しています。

コンテストの概要

日時と場所

開催日は2025年9月23日（火・祝）の午前10時から12時までを予定しており、会場は福井市にぎわい交流施設ハピテラスステージです。JR福井駅からは徒歩1分と便利な立地です。

プログラム内容

イベント開始後は、オープニングセッションが行われ、審査員や審査基準の紹介が行われます。その後、各動画制作者やチームによるプレゼンテーションが始まります。参加者は動画のテーマに対する想いや工夫したポイント、ターゲットとする視聴者を発表します。審査は高校生たちも参加し、選ばれたグランプリ作品はSNSなどで広く発信される予定です。

参加を通じた意識の変化

このコンテストを通じて、参加する高校生たちは、ごみ問題についての理解を深め、地域や学校を越えたつながりを形成することができます。自分自身の想いを「線」でつなげることで、行動につなげていく力を育むことが期待されています。また、動画を通じて、多くの人に海洋ごみ問題について触れてもらう機会を提供します。

福丼県プロジェクトの取り組み

一般社団法人福丼県プロジェクトは、「プラスチックフリー社会」の実現を目指し、年間300店舗で環境に優しい素材の器を使用する活動を展開しています。このように、地域全体で環境保護に取り組むことで、より多くの人々の意識を変えていくことが求められています。これに加えて、高校生たちによるコンテストの開催は、次世代の環境意識を高める重要なステップとなるでしょう。