株式会社IPGは、世界中のメディアコンテンツを対象とする全世界共通の単一ID「EIDR(アイダー)」の登録運用を開始したことを発表しました。
IPGはこれまで独自の識別IDを付与していましたが、新たにEIDR IDを付与することで、世界中のあらゆる視聴コンテンツの一意性を担保し、コンテンツの流通活性化を目指します。
EIDR IDは、2024年5月より視聴コンテンツに対し、IPGが申請・登録する運用を開始しました。今後、このEIDR IDをIPG独自の識別IDに付与することで、検索エンジン等にてシリーズやシーズンごとの識別がより簡易になり、出演者や放送日などを調べた際に、同名のコンテンツ同士の情報が混在することなく、素早く正確な検索結果への誘導が可能となります。
現在、国内の放送情報を基点に一部の視聴コンテンツに対し、EIDR IDの登録運用を開始していますが、登録対象の範囲は徐々に拡大していく予定です。
IPGは、引き続き視聴コンテンツと生活者とが最適に出会い、1人でも多くの生活者が豊かな視聴体験を経験できる機会を提供し続け、社会へと貢献してまいります。
EIDRとは?
EIDR(Entertainment Identifier Registry)は、世界中の映画、テレビ番組、ポッドキャスト、ラジオ番組など、様々な形式のメディアコンテンツに対して、世界共通の単一IDを登録・管理する非営利団体です。コンテンツの流通に関わるさまざまな業務の効率化を目指しています。
株式会社IPGについて
IPGは全国の放送局、配信事業者から正式にコンテンツ情報の提供を受け、公式に視聴コンテンツメタデータの運用を行う公認パートナー企業です。視聴コンテンツメタデータの高度化を通して、生活者と視聴者のマッチングを最適化し、豊かな視聴体験を提供しています。視聴コンテンツを多くの生活者に最適に届けることで、エンターテイメントのある幸せな生活の構築を目指しています。