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「しぶし茶」の個性を活かした新商品が誕生！

鹿児島県志布志市で生産される「しぶし茶」は、28種類もの個性豊かな茶葉が特徴です。その中でも、旨み、甘み、香りに優れた「かなやみどり」を使用した緑茶飲料「ニッポンクラフトかなやみどり」が、令和6年7月9日（火）から九州エリアのセブン-イレブン店舗で順次発売されます。

この新商品の発売を記念して、7月10日（水）にはセブン-イレブン志布志有明町店にてイベントが開催されます。イベントでは、「ニッポンクラフトかなやみどり」の商品紹介や、関係機関からのごあいさつ、試飲などが予定されています。

「しぶし茶」の魅力と課題

「しぶし茶」は、品質と生産量において全国トップレベルを誇る一方で、知名度は低く、全国的にはあまり知られていません。お茶の消費量は近年減少傾向にあり、茶生産者も減少しています。

「しぶし茶」の生産においても、高齢化による生産者の減少は深刻な問題です。しかし、伊藤園をはじめとするドリンクメーカーとの連携により、契約栽培による安定出荷を行っているため、生産面積は減少していません。一方で、肥料や電気・ガス料金などの高騰により、生産コストの上昇が大きな課題となっています。

「しぶし茶」の未来を担う取り組み

「しぶし茶」の知名度向上とさらなる発展を目指し、志布志市は伊藤園と連携協定を締結し、様々な取り組みを行っています。

その一つが「茶酎」の開発です。「茶酎」は、志布志市の特産品であるお茶（粉末緑茶）で焼酎を割って楽しむ飲み方です。お茶の風味と焼酎の風味が調和し、独特の味わいを生み出しています。

イベントを通じて「しぶし茶」をもっと知ろう！

今回のイベントは、「しぶし茶」の魅力を多くの人に知ってもらうための貴重な機会です。新商品の試飲はもちろん、生産者の方々や関係機関の方々から直接話を聞くことができます。

「しぶし茶」の未来を担う取り組みや、お茶の文化について理解を深め、お茶の世界をより豊かにしましょう。

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