ベトナム・ホーチミンで米沢の雪の魅力を発信するイベント開催

ベトナム・ホーチミンでの新たな試み

2025年3月8日と9日の二日間、ベトナムのホーチミン市で行われた「第10回ジャパンベトナムフェスティバル」において、米沢市が観光ブースを初めて出展しました。米沢市の観光まちづくり法人、プラットヨネザワ株式会社が主催し、雪を楽しむ観光地としての魅力を強調しました。

ホーチミン市は温暖な気候で知られていますが、米沢市のブースは「雪」というテーマを掲げ、雪景色の写真をふんだんに使用。来場者は日本酒「東光」の試飲や米沢特産のお菓子のサンプリングを体験しました。これにより、ベトナム市民が雪を身近に感じることができる機会となり、同時に米沢の食文化を広める良い機会とも言えます。

参加者の反応

出展ブースには200名以上の来場者が集まり、旅行業関係者や一般市民、日本酒愛好者など多岐にわたる層が訪れました。中には「日本酒がとても美味しい。購入は可能ですか？」といった声もあり、好評を博しました。また、置賜地域のお菓子も高評価を得たようです。

「札幌に行かずとも雪を体験できる場所を知れてよかった」との感想も寄せられ、米沢市が雪の観光地としての認知度を高める一助となることを期待しています。イベントを通じてSNSアカウント「Yonezawa ABC」のフォロワー数も約50名増加し、今後の発信への期待が高まります。

雪が魅力の米沢市

米沢市は山形県内でも特に雪が多く降る地域として知られています。冬季の12月から3月にかけては豊富な雪が降り、温泉地やウィンタースポーツが盛況です。特に、上杉神社や松が岬公園で開催される「上杉雪灯篭まつり」は観光名所として知られ、多くの訪問者を惹きつけています。

また、東京からもJR山形新幹線で約2時間という距離にあり、アクセスの良さも大きな魅力です。米沢市では一年を通じて旬のイベントが行われ、歴史や文化に触れる豊かな体験が提供されています。

さらなる展望

プラットヨネザワは、今後も国際的な交流の機会を積極的に模索し、米沢市が美しい雪景色を楽しむことのできる地域としてのブランドを確立していく方針です。これからも雪の魅力を発信し続け、多くの人々に米沢市の良さを伝える活動を展開していくでしょう。

最後に

今回のイベントは、米沢市にとって新たな文化交流の第一歩となりました。日本の四季を感じてもらうこと、特に雪の楽しさを海外に広めることに貢献できたことは、大変嬉しい成果です。今後もこうしたイベントを通じて、米沢市の魅力を世界に発信していくことが期待されます。プラットヨネザワ株式会社の公式ウェブサイトも参照し、最新の情報をチェックしてください。