2026年繁忙期の部屋探しに関する実態調査
株式会社いえらぶGROUP(以下、いえらぶ)は、2026年1月から3月にかけての部屋探しのトレンドを調査するためのアンケートを実施しました。この調査の結果、エンドユーザーが直面している課題や多様なニーズが明らかになっています。特に、希望条件に合う物件の少なさや、家賃の上昇によるストレスが顕著に浮き彫りとなりました。
調査背景と実施理由
今回の調査では、部屋探しのタイミングや条件に対する重視点の変化、そして顕在化した問題を把握することを目的としています。この調査は、確保したい物件が不足している現状の中で、エンドユーザーがどのように部屋探しを進めているかを探るものでした。
調査には706件の有効回答が集まり、繁忙期におけるエンドユーザーの実情が詳細に描き出されています。
1. 内見件数の動向と課題
「2026年の繁忙期に物件探しをした」と応答したエンドユーザーは、全体の10.8%に過ぎませんでした。その中で、部屋探しを始めたのは「3カ月以上前」が31.6%、他の回答年代も合計して57.9%が2カ月以上前から動き始めていたことが分かります。これは、早めに情報収集や物件の比較を始める傾向が強まっていることを示しています。
特に、内見の回数については「2~3件」が最も多く、31.6%に上りましたが、中には内見をしないまま契約する人もおり、オンライン内見や情報提供の重要性が高まっている様が伺えます。
2. 家賃の現実と感じるギャップ
調査に参加したユーザーの引っ越し前後の家賃中央値は、引っ越し前が7.3万円、引っ越し後が8.5万円という結果でした。このことから、約1.2万円の家賃上昇が見られ、理想と現実との間にギャップがあることが浮き彫りとなりました。
理想の家賃について尋ねたところ、現在の住居に対して理想の家賃は約5.6万円に留まり、現実とは乖離があることが分かります。
3. 満足度と不満点
調査において、部屋探しに対する満足度は高く、8割以上のエンドユーザーが満足したと回答しました。一方で、家賃が高過ぎる、物件の条件が合わないという不満も多く寄せられています。具体的には、「家賃が高い」と感じた人が実に多いため、これが選択肢の少なさや情報不足と共に、エンドユーザーの不満を引き起こしています。
4. 調査のまとめと今後の展望
いえらぶGROUPは、今回の調査結果を基に、不動産業界のニーズを的確に把握し、効果的な情報提供と支援を行っていくことを目指しています。不動産に関するデジタル化や正確な情報の提供が、一層求められる時代に突入していることは間違いありません。この流れに応じて、いえらぶは業界全体の発展に寄与すべく、さらなる努力を重ねていく所存です。