信州のおやき全国販売
2021-09-07 10:00:16

信州のおやきを全国に!農家直売どっとこむが取り扱い開始

信州のおやきが全国へ



コロナ禍による影響で、信州の観光業が大きな打撃を受けています。2020年には長野県内の観光地の利用者数が前年比で大幅に減少し、観光消費額も同様に減少しました。これに対抗する形で登場するのが、長野大同青果株式会社が運営する『農家直売どっとこむ』です。このプラットフォームでは、信州の特産品を全国に届ける取り組みが進められており、今般「善光寺おやき」の販売を開始しました。

地元の味を家庭で楽しむ



『農家直売どっとこむ』は、信州の魅力を全国の家庭で味わってもらうために、地元の特産品を取り扱うことに注力しています。善光寺おやきは信州に根付いた郷土食で、皮に様々な具材を包んで焼いたり蒸したりした料理です。皮は小麦粉で作られ、あんこや野菜、またはいくつかの具材を用いることで、信州独特の風味を感じることができます。

地元の野菜や食材を楽しむことができるおやきは、信州に訪れたことのある人にとって懐かしい思い出を呼び起こさせる一品でもあります。これを通じて、信州の味を全国の消費者に届け、観光消費を支えるだけでなく、地域の農業振興にも貢献することを目指しています。

おやきの魅力と多様性



信州のおやきは、主に信州北信地域で発祥したと言われており、その起源は古く、多様な具材が使われています。代表的なものには、野沢菜やきのこ、なす、かぼちゃなどがあり、これらの旬の味覚を堪能できます。どの具を包むかで味わいが異なるため、自分好みのアレンジを楽しむことも魅力の一つと言えるでしょう。長野大同青果は、このおやきを通じて信州の食文化の普及にも貢献していきます。

『農家直売どっとこむ』の理念



『農家直売どっとこむ』は、消費者に直接農家から良質な農産物を届けたいという想いから生まれたプラットフォームであり、地域の農業の発展を支援しています。消費者の健康と生産者の持続可能な発展を目指し、2021年には長野大同青果がこの事業を引き継ぎました。これにより、より多くの消費者に信州の新鮮な農産物を適正な価格で提供することが可能となりました。

農業と消費者をつなぐ役割



長野大同青果は、青果仲卸業者として40年以上の歴史を有し、その豊富な経験を生かしながら、消費者にとって安全で安心な農産物を提供し、さらに生産者と消費者を繋ぐ架け橋としての役割を担っています。具体的には、長野県産の新鮮な野菜や果物を、全国の消費地へ供給しています。また、長野県の農産物を広く知らしめるためのブランディング活動にも力を入れています。

まとめ



コロナ禍で大きな影響を受けた信州の観光業ですが、長野大同青果が『農家直売どっとこむ』を通じて販売を開始した善光寺おやきは、地域の活性化に向けた新たな一歩となります。今後も、信州の魅力を全国に届ける努力を続けていくことで、地域の繁栄を支えることに期待したいですね。

会社情報

会社名
長野大同青果株式会社
住所
長野県長野市市場3番地7
電話番号
026-286-3231

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