ABBは、2024年10月23日から25日にかけて幕張メッセで開催されるJapan IT Week内のデータセンターEXPOにて、最新のIEC配電盤・分電盤システム「System pro E」を実機展示します。このシステムは、IEC 61439に準拠して設計されており、国内で組立を行うため、信頼性と安全性を兼ね備えています。出展ブースはホール1のA4-20です。
近年、データセンターの需要は急増しており、それに伴い配電盤・分電盤の重要性が高まっています。ABBのSystem pro Eシリーズは、特に高い安全性と信頼性に焦点をあてており、プロジェクト全体の効率化を実現することができます。このシステムは、規格に応じた仕様を専用ソフトウェアに入力するだけで必要な部品が自動で選定されるため、型式試験が不要で国内での迅速な組立が可能となります。これにより、工期の短縮やコスト削減が図れ、プロジェクトの効率が大幅に向上します。
ABBエレクトリフィケーション事業本部のスマートパワー事業部長である青板由人氏は話します。「ABBは、電化の分野で長年の実績を持つ企業であり、最新のデータセンターにおいてもお客様との協力を絶やさず、共に挑戦し続けている」と述べ、国内のデータセンター建設の増加に伴い、IEC準拠の配電盤の重要性がますます高まっていることに触れました。また、ABBの技術が厳しい要件をクリアし、効率的な運用を可能にすることに期待を寄せています。
展示会では、以下の製品を実機で見ることができます:
- - IEC配電盤 System pro E Power
- - IEC分電盤 System pro E energy
- - プラグイン配電システム SMISSLINE TP
- - エネルギー管理システム Insite
今回の出展を通じて、ABBはエレクトリフィケーションとオートメーションにおけるリーダーシップを発揮し、持続可能で資源効率の高い未来を実現するための努力を続けています。140年以上にわたってエンジニアリングのノウハウとソフトウェアを融合させ、製造から電力供給に至るまで最適化を図ります。ABBは、世界中で産業変革を推進するためのイノベーションに献身しており、約105,000人の従業員がその一端を担っています。
詳しい情報はABBの公式ウェブサイトwww.abb.comをご覧ください。ABBは、顧客が効率的で信頼性の高い電力使用を実現できるよう日の出を尽くし、社会全体のエネルギー転換をサポートしています。これにより、より安全で持続可能な電化を進めることを使命としています。データセンターEXPOでの展示を通じて、さらなるイノベーションを皆様に提供する機会を楽しみにしています。