デルタ電子の新製品
2017-03-01 10:24:22

デルタ電子が高変換効率の太陽光発電用パワーコンディショナRPI M16Jを発表

デルタ電子が新しい太陽光発電システム用のパワーコンディショナを発表



2017年3月、デルタ電子株式会社は、最新の太陽光発電システム用パワーコンディショナ「RPI M16J」を発表しました。この新製品は、定格出力16.5kWを誇り、驚異の変換効率96%を実現しています。多様な設置条件に対応するために設計され、特に屋外設置や塩害地域での使用を考慮した機能が充実しています。

この新モデルは、デルタグループが長年にわたり蓄積してきた高度な電力変換技術に基づいて開発されました。RPI Mシリーズは、屋外設置に最適化された設計で、冷却ファンのメンテナンスも容易に行える着脱構造を採用。また、IP65の防塵・防水等級を持ち、悪天候や厳しい環境にも耐えることができます。特に、アルミシャーシを利用した塩害への対策が施されており、長期にわたって安定した運用が可能です。

高機能を搭載


RPI M16Jは、6系統の大容量マルチストリング機能を内蔵しています。これにより、発電効率の向上はもちろん、設置コストの削減も実現しています。加えて、系統連系時に必要不可欠な複数台の連系規定に基づく機能を搭載。力率の一定制御機能や電圧上昇抑制制御機能もあり、多様なニーズに応えられる設計です。また、出力制御指令にも対応しており、さらなる柔軟性を提供します。

市場でのニーズに応える


RPI Mシリーズには、16.5kWを含む4つのモデルがあり、今回の発表でラインナップが強化されました。これは全量買取制度向けの低圧連系システムを容易に構築できるため、顧客にとっては非常に魅力的な選択肢となります。特に、より大容量のパワーコンディショナを導入することで、必要な設置台数が減り、工事コストと時間を効率的に削減できるからです。

プロダクトの今後


本製品の年間販売目標は3000台に設定され、販売開始は2017年度からとなる見込みです。市場の期待に応える製品になることは間違いありません。

主な仕様:
  • - 型式:RPI M16J
  • - 定格出力:16.5kW
  • - 入力回路数:6回路(2MPPT)
  • - 最大入力電圧:DC750V
  • - 定格入力電圧:DC600V
  • - 電力変換効率:96%
  • - 設置場所:屋外用(塩害地域にも対応)

デルタグループの紹介


デルタ電子は1971年に台湾で創業し、世界有数のスイッチング電源メーカーとして知られています。冷却ファンやパワーマネジメントに関する製品も幅広く展開し、再生可能エネルギーソリューションにも力を入れています。今日では世界各地に営業拠点を持ち、多様なニーズに対応しています。

この新たなRPI M16Jの発表は、太陽光発電の未来をさらに明るいものにすることでしょう。今後の市場動向に要注目です。

会社情報

会社名
デルタ電子株式会社
住所
東京都港区芝大門2-1-14
電話番号
03-5733-1111

トピックス(IT)

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