卓球観戦の新たな体験!
2025-2026シーズンの女子開幕戦が、7月27日に国立代々木競技場で開催されます。この特別な試合では、音を振動と光で感じる革新的なデバイス「Ontenna」を用いた卓球観戦の実証実験が行われ、参加者が募集されています。
Ontennaの魅力とは?
「Ontenna」は、髪の毛や耳たぶ、えり元などに付けて使用し、試合での音の特徴を振動と光で体感することができるデバイスです。卓球台に設置したマイクが音を集め、リアルタイムで複数のOntennaにその音を伝えます。これにより、観戦者は打球の強さやリズムを新たな方法で体験できるのです。
特に、ろう・難聴者の方々をターゲットに設計されたこのデバイスは、彼らだけでなく聴者にも新たな視点を提供します。これまで感じることのなかった音の変化や試合の緊迫感が皆で楽しむことができ、卓球観戦の新しいスタイルを生み出そうとしています。
実施概要
日程と試合内容
実証実験は、7月27日の日曜日に行われるノジマTリーグの女子開幕戦で実施されます。試合は、日本ペイントマレッツと日本生命レッドエルフとの対決です。集合時間は13:15で、試合開始は14:00、終了予定は16:30ごろです。なお、試合終了後にアンケートに答える時間が設けられています。
会場情報
会場は国立代々木競技場第二体育館で、東京都渋谷区神南に位置しています。当選された方には、集合場所の詳細が記載されたメールが送られます。
募集人数と参加条件
今回の募集人数は、ろう・難聴者と聴者各25名、合計50名としています。参加者は、アンケート回答に協力することが条件です。18歳未満の方は保護者の同意が必要です。
意欲的な皆さんには、試合観戦を無料で楽しめる特典も用意されています。特に、「Ontenna」を体験した後の感想を共有することが、この実証実験の重要な部分です。
参加者募集の流れ
参加申し込みは、公式サイトから行うことができます。7月3日から7月21日までの期間限定で、グループで参加希望の方も個別に申し込みが必要です。特別な体験を共有したい方はぜひご参加ください。
実験の意義
本実証実験は、富士通株式会社と順天堂大学の共同研究として行われ、ろう・難聴者と聴者が共に楽しめる未来を目指したものです。参加者の体験が、観戦環境の改善や共生社会の実現に寄与することを期待しています。Tリーグでは、「分けるをつなぎ、社会を豊かに」するため、今後も様々な取り組みを続けていきます。
ぜひ、卓球を通じて新しい体験に挑戦してみてはいかがでしょうか。あなたの参加をお待ちしております。