絵本作家ふくざわゆみこ、新たな魅力を披露するトークイベントの開催
2025年10月12日(日)に、広島に位置する三良坂平和美術館で、人気絵本作家ふくざわゆみこさんに関するトークイベントが行われます。このイベントでは、彼女の代表作「もりのえほん」シリーズの原画展が開催され、担当編集者が彼女の作品や創作に込められた思いを語ります。
イベント詳細
今回のトークイベントには、Gakkenでふくざわゆみこさんを担当している編集者、長峯宣子さんが登壇し、絵本作家としてのふくざわさんの姿に迫ります。元泉園子館長が聞き手となり、参加者から寄せられる質問にも柔軟に応じる予定です。質問内容として考えられるのは「ふくざわゆみこさんはどんな人?」や「彼女の作品はどのように生まれているのか?」など。
多彩な活動
編集者としての長峯さんは、イギリスの児童文学に影響を受けて育ち、1999年には学習研究社(現Gakken)に入社。その後、数々の絵本の編集を手掛け、福島県出身ならではの視点で児童文学を追求してきました。そして、ふくざわさんの「もりのえほん」シリーズは多くのファンに愛され続けています。
三良坂平和美術館では、広島という地域に根ざしたアートや教育に関する活動を展開し、地域の子供たちや家族に向けた多様なイベントを通じて交流を広げています。
展示作品の魅力
原画展では、ふくざわゆみこさんが描く色鮮やかな世界が広がり、彼女の作品に込められたメッセージや、キャラクターたちの物語が生き生きと表現されます。「もりのホテル」や「もりのとしょかん」といった作品では、友愛や協力の大切さ、自然との共存がテーマとなっています。
- - もりのホテル: あらいぐま一家が経営する人気のホテルで、動物たちが集まる不思議な世界。
- - もりのとしょかん: 本好きのふくろうが作る図書館で、動物たちが交流しながら成長する物語。
これらの作品からは、ふくざわゆみこさんが描くキャラクターたちへの愛情が感じられ、読み聞かせを通じて楽しみながら深いメッセージに触れることができます。
参加について
トークイベントの参加は無料で、事前予約は不要。興味のある方は、ぜひお気軽にお越しください。子供から大人まで楽しめる内容となっており、ふくざわゆみこさんのファンだけでなく、絵本に興味のある方々にもお勧めです。
原画展の詳細
展示ともに、原画展は2025年9月13日から11月9日まで開催され、平和美術館の開館時間は9時から17時まで、入館料は一般800円ですが、高校生以下は無料となっています。
広島県三次市三良坂町の美術館で、この貴重な機会をお見逃しなく!