ハギワラソリューションズが画像処理向けの新製品を発表
名古屋市に本社を置くハギワラソリューションズ株式会社は、最新の画像処理およびAI処理に最適化されたコンパクトPC「Capture Vision(BXA-Cシリーズ)」の出荷を開始すると発表しました。この新製品は、特にローカルAI環境において高いセキュリティと即応性を求められる現場に適しています。
コンパクトなデザイン
「Capture Vision」の最大の特徴は、そのコンパクトな筐体設計です。一般的なミドルタワー型PCの約1/3という小型サイズ(13.4リットル)で、スペースの限られた環境や既存の装置への組み込みが容易に行えます。このデザインにより、さまざまな現場でも柔軟に対応できるようになり、これまで導入が難しかった施設や設備にもAIの導入が実現可能となります。
高性能なコンポーネント
新型PCには、最新の第14世代Intel® Core™ プロセッサーが搭載されており、高効率なアーキテクチャにより、AI処理や画像解析などの高負荷作業にも対応できます。また、CPUのラインナップには第12世代Celeronから第14世代Core™ i7まで多様な選択肢があり、カスタマイズの幅も広がります。これにより、使用する用途や予算に応じた最適なスペックを選ぶことができます。
拡張性とポートの充実
「Capture Vision」は、高性能GPUやRAIDカード用の拡張ボードに対応しており、486mm×267mm×155mmというコンパクトなサイズの中に豊富なグラフィック機能を組み込むことができます。NVIDIA製のグラフィックボード「RTX4000 Ada」や「RTX2000 Ada」を動作評価済みで、出荷時にこれらの搭載も可能です。さらに、デュアルLANポートや10GbpsのUSBポートを備えており、高速データ通信にも対応しています。
信頼性と長期運用
製造にあたっては、システムの連続稼働を支えるために業界で実績のある自社製SSDとメモリモジュールを搭載しています。また、-10℃から50℃の温度範囲で安定した動作が保証され、長期間の使用が可能な設計となっています。出荷前には全数機能検査やエージングテストを実施し、初期不良の排除にも注力しています。
サポート体制
国内での技術サポートや修理に関しても迅速に対応する体制が整っており、主要部品の変更や販売終了についてはあらかじめ通知されます。これにより、安心して導入後の運用ができる環境が整っています。
おわりに
「Capture Vision(BXA-Cシリーズ)」は、コンパクトでありながら高性能を兼ね備えた強力なツールです。AI技術の導入が進む中で、この製品は多くの業界に新たな可能性を提供するでしょう。
詳しい製品情報や評価機の借用に関しては、ハギワラソリューションズの公式ウェブサイトを訪れてみてください。