イニシア京都御所南受賞
2026-08-28 18:17:56

KURUが手がけた住宅「イニシア京都御所南」が国際デザインアワードを受賞

受賞した「イニシア京都御所南」の魅力



株式会社クルがデザイン監修を手がけた「イニシア京都御所南」が、ドイツのGerman Design Councilが主催する「ICONIC AWARDS 2026」において、Architecture - Residential部門でWinnerを受賞しました。これは、住宅と地域の工芸を融合させるという新しい試みの成果です。

プロジェクトの背景



このプロジェクトは、創業50周年を迎える事業者が「次の50年に向けた住宅価値」を探求し始めたことからスタートしました。一般的な分譲マンションでは、竣工時に資産価値がピークを迎え、その後は経年とともに価値が下がることが多いですが、町家や工芸品は使い込むことで価値が増すという特徴があります。このような観点から、住宅も同様に時間とともにその価値が深まるのではないかという問いを掲げました。

「イニシア京都御所南」では、住宅を「100年後にアンティークになる家」として再定義し、地元の素材と職人の技術を用いて、街並みや地域文化に調和した建築を目指しました。場所は、京都御所南エリアの元酒屋跡地で、複雑な景観条例に従いながらも、しっかりとした地元への配慮がなされています。

地域工芸の統合



このプロジェクトでは、京都を中心に約30の職人や工房を訪問し、瓦や石、左官、和紙など様々な地域工芸を建築デザインに取り入れています。工芸は共用部分だけでなく、個々の住戸にも使われており、住人が日常的に触れ合うことができる環境を構築しています。しかし、単に美しさを追求するのではなく、修繕や更新の際にも同じ職人に依頼できる仕組みを作り出しました。このように、住宅と職人との関係が長期にわたって続くことが目指されています。

住まいの中で育まれる新たな関係



竣工後も、このプロジェクトは活発に進行しています。入居者には、取り入れられた工芸やそのメンテナンス方法をまとめた冊子が配布されており、さらには住人が職人の店を訪れる事例も増えています。結果的に、販売は早期に完売し、一部の区画では予定価格を上回る成約を果たしました。

このプロジェクトを通じて、住宅と工芸、地域との新しい関係性が実際の暮らしの中で生まれています。この取り組みが成功した要因の一つは、地域の素材を使用し、地域経済を循環させる仕組みを構築していることです。

KURUが目指す未来



KURUは、「あなたの場と想いをデザインの力で長く愛されるカタチにする」というビジョンのもと、建築デザインを中心に事業を展開しています。私たちが考える「長く愛される」とは、ただ長期間にわたって残ることではなく、住人が愛着を持ち、時と共に価値を育てることです。

このプロジェクトの成功は、多くの協力会社の参加によるもので、地域に根づくものづくりと建築の新しい関係を発信する素晴らしい機会になりました。今回の受賞をきっかけとして、KURUは今後も多くの人や地域、素材、技術をつなぎ、長く愛される住宅や場所を提供し続けていくことでしょう。

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このプロジェクトの詳細と受賞の背景は、こちらからご覧いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社クル
住所
大阪府大阪市西区南堀江4-25-D-105
電話番号
06-6532-2780

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