Antler日本版第1期
2023-02-08 09:00:01
多様な起業家が集結!Antler日本版第1期開催の意義と内容
Antler日本版第1期がスタート
2023年1月、アーリーステージに特化したベンチャーキャピタルであるAntlerが開催した「Antler Cohort Program」の日本版第1期が始まりました。このプログラムは、全世界で600社以上のスタートアップを輩出している実績があります。これにより、起業家としての次世代リーダーを育てることが期待されています。
プログラムの概要
今回の日本版第1期には、書類選考と面接を経て選ばれた62名の起業家候補が集まりました。参加者の年齢層は30代が約40%を占めており、中でも20代の若手が約30%に達する等、多様なバックグラウンドを持つ起業家が集結しています。これにより、異なる視点や経験を持つメンバーがチームを組むことで、より革新的なアイデアが生まれることが期待されます。
出身業界はテクノロジー系が最も多く、その他にも大手企業、コンサルティング業界からの参加者が見られるのも特徴です。特にエンジニア出身者が約40%を占め、多様なスキルセットが組織に加わることになると考えられます。
プログラムの進行
このプログラムは約10週間にわたり、参加者は多岐にわたる専門家から実践的な講義を受けます。この期間、彼らは創業チームを編成し、アイデアを具体化させるプロセスを経ます。第3週から第9週にかけては、メンターやアドバイザーからのフィードバックを受けながら、事業アイデアのブラッシュアップを行います。この際、日本版独自の支援として、各種専門家からのコンサルティングも受けられるのが大きな魅力となっています。
最終的には、2,000万円の創業資金を巡るプレゼンテーションが行われる予定です。このプレゼンテーションを通じて選ばれた企業には、Antlerからの出資が行われるため、参加者は真剣に自身の事業について考える機会を得ることになります。
Antlerの役割
Antlerは2017年にシンガポールで設立されたグローバルベンチャーキャピタルで、現在は25都市で展開しています。特筆すべきは、従来のベンチャーキャピタルとは異なり、“Day Zero”から起業家を支援する点です。研修の実施から事業アイデアのブラッシュアップ、資金調達、フォローアップに至るまで、包括的にサポートします。
Antler Japanは、今後も続々と新しいプログラムを展開し、日本における起業支援をさらに強化していく考えです。これにより、次世代の起業家を育成し、日本のスタートアップエコシステムの成長に寄与していくことでしょう。Antler Cohort Programの参加者達がどのように成長していくのか、今後の展開にも注目です。
参加者の声
参加者の多様性もプログラム最大の魅力です。62名という枠の中には、異なる国籍、バックグラウンドを持った起業家が揃い、それぞれが持つ個性がチームダイナミクスに威力をもたらすでしょう。また、出身国は14カ国に及ぶため、国際的な視点での刺激を受けることができる環境が整っています。
これからの10週間、彼らの情熱がいかに形に変わっていくのか。一つのプロジェクトから生まれるスタートアップが今後の起業シーンに新たな風を吹き込むことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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Antler株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1
- 電話番号
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