コロナ禍を乗り越えたスポーツ市場の未来を探るセミナー

2025年3月25日、WWDJAPANが主催するセミナーが東京で開催される。テーマは、コロナ禍以降のスポーツ市場の成長と、今後の展望についてだ。近年、消費者の意識が変化する中で、スポーツやアウトドアにおける機能性の重要性が増している。セミナーでは、有力ブランド「アシックススポーツスタイル」と「アークテリクス」の関係者が登壇し、それぞれのブランド戦略や価値観について深掘りする。

スポーツ・アウトドア市場の成長背景

世界中で人々の健康意識が高まっている今日、特にスポーツとアウトドアの分野が注目を集めている。コロナ禍では外出自粛が求められる中でも、アクティブなライフスタイルを支持する動きが強まり、多くの消費者がこれらのアイテムを求めている。特に「アシックス」は、単なるスポーツブランドからファッションブランドへのシフトを果たし、ターゲット層を広げている。

影響力のある2ブランドに迫る

まずは「アシックススポーツスタイル」の進化について深堀りする。従来は体育や部活のイメージが強かった同ブランドだが、今では街中で見かけるおしゃれなスニーカーとしても人々の関心を集めている。実際、2024年12月期の売上高は前年より56.2%も増加し、984億円に達した。この成功の秘密に迫るべく、執行役員の鈴木豪氏がその戦略を語る。

次に、急成長を遂げている「アークテリクス」のブランド戦略に焦点を当てる。新宿に大型店を出店し、予約制接客や洗濯機導入など、新しい価値を提供する試みが注目されている。これに関して、アメアスポーツジャパンの高木賢氏が、今後のビジョンとブランドの方向性を語る。

セミナーの詳細情報

このセミナーは会場またはオンラインで受講可能で、会場に参加できる人数は50名、オンラインは100名を見込んでいる。参加申し込みは、3月3日から24日まで受け付けており、早割も提供されている。一般価格は16,500円だが、早割を利用すれば10%の割引となる。特別なクーポンコードを入力することで、さらにお得に参加できる。

セミナーは3つのセッションに分かれ、各ブランドの専門家がそれぞれのフィロソフィーや商品戦略を紹介。その後のミートアップでは、参加者同士のネットワーキングも楽しめる。ウェブサイトでの申し込み時には、必要事項を記入し、参加希望のプランを選択することが求められる。

このセミナーは、単なるトレンドに留まらず、ファッションそしてライフスタイルの変化を通じて、スポーツ市場の進化を感じる貴重な機会である。参加希望者は自身のビジネスや活動に役立つ情報を得られるだろう。