日立ソリューションズが新たな情報漏洩防止機能を発表
2024年1月16日、株式会社日立ソリューションズは、AI技術を駆使した「秘文 Device Control」の最新版を提供開始することを発表しました。この新機能は、Microsoft 365環境における情報漏洩リスクを未然に防ぐことを目的としています。リモートワークの普及とともに、企業はセキュリティの強化を求められる中、日立ソリューションズはその要望に応える形で新たな対応策を展開しました。
情報漏洩防止の新機能
「秘文」は、従来から物理デバイスからの情報漏洩対策を行ってきましたが、今回のアップデートで対応範囲が拡大され、特にメールやチャットにおける誤送信の防止に重点が置かれています。この新機能により、Outlookでメールを送信する際、AIが宛名や添付ファイル内の宛名の整合性をチェックし、誤送信のリスクが高いと判断された場合には警告を表示、再確認を促します。
さらに、Teamsで外部関係者が含まれるチャットにファイルを投稿した場合も、AIが警告を出し、ユーザーに再度内容を確認させる仕組みを導入しています。この機能によって、安全な情報発信が可能になるとされています。
背景と市場のニーズ
リモートワークやクラウドサービスの普及により、情報管理の環境は著しく変化しています。従来の物理デバイスによる情報の持ち出しに加え、クラウド経由でのデータ授受においても誤送信や意図しない情報漏洩のリスクが高まっています。特に、Microsoft 365の利用が増える中で、ヒューマンエラーによる情報漏洩が新たな課題として浮上しています。
日立ソリューションズは、30年以上にわたって幅広い業種に情報漏洩対策を提供してきた実績があり、今回の機能強化もそうしたニーズに基づいています。新機能の開発を通じて、より安全なクラウド利用環境を実現することを目指しています。
今後の展望
日立ソリューションズは、引き続き情報漏洩対策と安全なデータ活用を支援することを表明しています。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める中で、AIの活用を通じて新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。AI技術の進化に伴い、さらなるセキュリティ機能の強化が期待されます。
提供開始日
この新機能は2024年1月16日より提供が開始されます。また、クラウドサービス版の一部機能については、2026年1月末より提供される予定です。特に、情報漏洩防止に興味のある企業の方々にとって、この新機能は重要な選択となるでしょう。
参加者募集中のセミナー
なお、日立ソリューションズは2026年2月5日に「生成AI時代!Microsoft 365利用時の情報漏洩リスクを徹底解剖」というWEBセミナーを開催し、参加費は無料です。このセミナーでは、利便性と安全性を両立させる方法についても議論される予定です。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてください。
結論
日立ソリューションズの新しい「秘文 Device Control」による情報漏洩防止機能は、企業のセキュリティを大きく向上させる重要な施策です。AIの活用により、リスクの低減と使い勝手の向上が同時に実現されることが期待されています。今後の展開に注目です。