日本先制臨床医学会が認定製品の新たな広報活動を開始

日本先制臨床医学会が広報活動を始める

日本先制臨床医学会、通称JSPCMは、2021年7月から新たに認定製品の広報活動を展開します。この活動は、当学会が認めるサプリメントや健康促進商品の質を広く伝えることで、消費者に正しい情報を提供し、より良い製品選択へと導くことを目的としています。

認定製品について

認定製品制度は、2021年1月に設立され、犯罪品や化粧品などの特定の製品を除外し、サプリメントなどの製品に焦点を当てています。この制度に基づき、理事会メンバーが提案された製品を審査し、「試してみる価値がある」と認められたものに認定が与えられます。この認定を受けた製品は、消費者に対し安心・信頼を提供するものとなります。

幅広い告知活動

広報活動の一環として、学会は独自のチラシを作成し、認定製品を宣伝する予定です。これによって、より多くの人々に認定製品の存在が知られることを願っており、今後はクリニックや展示会場で配布される予定です。

医師のレビューが信頼を向上

さらに、当学会の理事や監事を務める医師たちが、認定製品に対して1か月間の使用レビューを行います。彼らの知識と経験を通して得た感想や推奨ポイントは、学会の公式ウェブサイトで公開されます。この透明性が消費者へ向けた信頼性の向上に貢献します。

無料での広報提供

すべての広報活動にかかる費用は日本先制臨床医学会が負担し、認定製品の企業に対する料金は一切発生しません。このように、企業が製品の品質向上に努めながら、広く消費者にその存在を伝えることが可能になるのです。

認定制度の背景

同学会がこのような制度を設立した背景には、多くの組織がある中で、実際に医師の観点で確認される機会が少なかったことがあります。また、トクホや機能性表示食品などの公的マークを取得するための費用の高さも中小企業にとっては大きな障壁でした。この立場から、JSPCMは医療知見を持つ医師が製品の有用性を評価できる仕組みを構築しました。

認定申請の手続き

認定に必要な条件は5つあります。これには、全ての委員からの承認、エビデンスの提出、医療関係者による推薦などが含まれます。認定を受けた製品には、1か月間の使用に対し20,000円の認定マーク使用料が必要となりますが、これらのプロセスは企業にとって有利な状況を提供することを目指しています。私たちが目指すのは、消費者が自分に合った商品を選ぶ際の手助けをし、ぜひその期待に応えられるよう活動していくことです。