渋谷で防災に関する新たなアプローチ「オフライン防災」イベント
2025年3月7日(金)・8日(土)、東京都渋谷区のRAYARD MIYASHITA PARKで、株式会社読売広告社(YOMIKO)、株式会社日建設計、三井不動産の三者による防災啓発イベント「オフライン防災」が開催されます。このイベントは、現代社会における通信依存を見直し、自然災害時のオフライン環境での行動について楽しく学ぶことを目的としています。
設立背景と意義
現在、多くの人々がスマートフォンや無線通信に依存していますが、災害時にそれらが利用できない状況も考慮する必要があります。特に渋谷は、国内外から多くの人々が集まる場所であり、複雑な地形が災害時に問題を引き起こす可能性があります。このような背景から、オフラインでも適切な避難行動が取れるかを考えることが重要です。
イベントの特徴とコンテンツ
「オフライン防災」では、参加者が楽しみながら防災知識を身につけられる5つのコンテンツが用意されています。これにより、実際の災害に備えるための知識と体験を提供します。
1.
VRによるバーチャル避難訓練体験
参加者は、渋谷の街を舞台にしたVR空間で、MIYASHITA PARKからの避難行動を体験します。このコンテンツは、過去の防災イベントでの成功を基に更にアップデートされています。
2.
防災クイズ
渋谷区の防災についての知識がクイズ形式で楽しむことができます。親子で参加し、楽しく防災意識を高めていただける内容です。
3.
防災取り組み展示
渋谷区の避難所で提供される非常食や「渋谷区民防災マニュアル」などの展示があります。実際の物などを通じて、より具体的な防災理解が深まるでしょう。
4.
「もしもテスト」体験
大地震に備えるためのプロジェクト「もしもプロジェクト」によるテストを体験し、もしもの時にどう行動するかを学びます。実践的な知識が得られる機会です。
5.
防災折り紙「MAMORIGAMI」体験
SOCIAL INNOVATION WEEK 2024アワード最優秀賞受賞のプロジェクトで、インバウンド客向けの防災知識を折り紙を通じて楽しく学ぶことができます。折り紙を折ることで、災害対策についての重要な情報が提供されます。
参加することで得られるもの
本イベントは、地域の安全意識を高めるための「CIVIC PRIDE®」醸成に寄与することを目的としています。参加者は多様な経験を通じて、日常生活にも役立つ防災知識を手に入れ、自発的に地域の安全に関与できるようになるでしょう。全てのコンテンツを体験した方には、数量限定のプレゼントも用意されています。
まとめ
読売広告社、日建設計、三井不動産の三者が力を合わせて取り組む「オフライン防災」は、ただの防災イベントではありません。地域における人々の防災意識を高め、渋谷の独自のスマートシティ推進という大きな目標に向かって進む重要な一歩です。ぜひこの機会に、渋谷での豊かな体験を通じて、未来の安心・安全を考えましょう。