世界のデータ企業が明かす日本アニメの新しい価値とは？

映像関連ビジネスに特化したメディア「Branc」が、2025年8月8日（金）に特別なイベント『世界的データ企業が解き明かす、日本アニメ「本当の」グローバルな価値 Dialogue for Brand New Creativity #07』を開催します。会場は株式会社イードのオフィスに加え、オンラインでも参加可能です。本イベントには、ハリウッドを始めとする幅広い業界での経験を持つゲストスピーカーを迎え、日本アニメの真のグローバル価値についての議論を行います。

今回のイベントには、世界的データ分析企業「Parrot Analytics」のアジア市場アドバイザーであるダグラス・モントゴメリ氏が出演します。彼は、アニメを含むエンターテイメント業界においてデータがどのように利用され、価値がどのように判断されるべきなのかといった観点から貴重なインサイトを提供します。日本アニメは世界中で人気を集めていますが、果たしてその市場価値は正しく測られているのでしょうか？

本イベントでは、SNSでの言及数や検索データを駆使し、200カ国以上の消費者データを基にしたParrot Analyticsの分析手法を紹介し、アニメが保有する本当の価値を探求します。近年のストリーミングプラットフォームの急増により、リアルタイムでのデータ解析が重要となってきた中で、制作現場やビジネス戦略にどのようにデータを活用するかが、業界全体の喫緊の課題です。

イベントの背景

日本のアニメ市場は急成長を続ける一方で、依然として制作時に制作者の感覚や国内の限られたデータに依存する傾向があります。これでは、グローバルな市場での競争力を維持することが難しくなります。そこで、データがいかにエンタメの未来を変えるのか、さらにはアニメの成長につながるのかを考える必要があります。

主要な議題の紹介

本イベントでは、以下のトピックについて深掘りします：

- エンタメ産業におけるデータの重要性
- 日本アニメの現状とグローバル市場での位置づけ
- ハリウッドがどのようにデータを活用し、ヒットコンテンツを生み出しているのか
- Parrot Analyticsが提供する需要（Demand）データの特性
- 日本アニメの知的財産（IP）の価値を引き上げるためのデータの活用法
- データとクリエイターの接点について

登壇者プロフィール

- ダグラス・モントゴメリ氏：Parrot Analyticsアジア市場アドバイザー。ハリウッドをはじめとするグローバルエンタメ業界での20年以上の経験を持つ。
- 深田航志氏：NECメディア関連ビジネスのシニアプロフェッショナル。各種メディアデータ事業において多くの実績を有する。
- 杉本穂高（MC）：Brancの編集長。