ノーベル平和賞カンファレンス in Tokyo
東京で「核兵器の脅威への対応」をテーマにしたノーベル平和賞カンファレンスが開催されます。このイベントは、歴史的な節目である原爆投下から80年を迎え、核の脅威に対する意識を高めるための重要な機会です。近年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことにより、国際社会で核兵器問題への関心が急速に高まっています。しかしながら、私たちは現在、冷戦後最大の核使用リスクに直面しており、問題解決の道筋を見出すことが急務です。
このカンファレンスは、ノルウェー・ノーベル研究所が母国以外で初めて実施するもので、日本被団協と上智大学の共同主催として地元での開催が決まりました。参加者は、核の脅威を克服するためのアイデアやソリューションを共有し、平和の重要性について議論することが求められます。
実施概要
プログラム
カンファレンスでは、以下の基調講演や討論が行われる予定です。
- ヨルゲン・バトネ・フリードネス氏(ノルウェー・ノーベル委員会 委員長)
- 田中 熙巳氏(日本被団協 代表委員)
- 児玉 三智子氏(日本被団協 事務局次長)
- - 記念演奏: 上智大学管弦楽団による演奏
- - スピーチおよびパネル討論:
- 司会進行: クリスチャン・ベルグ・ハルプヴィ-ケン氏(ノーベル研究所 所長)
- アスレ・トーヤ氏(ノルウェー・ノーベル委員会 副委員長)
- 秋山 信将氏(一橋大学法学部 教授)
- 中村 桂子氏(長崎大学核兵器廃絶研究センター 准教授)
- 小松 太郎氏(上智大学総合人間科学部 教授)
このカンファレンスは核の問題だけでなく、人類全体の未来を考える貴重な機会となります。参加を通じて、私たちの社会が直面している深刻な課題について意見を交わせることができるでしょう。皆さんの参加をお待ちしています。