湘南新拠点の誕生
2025-10-30 09:28:28

新たな健康支援拠点「国際未病医療センター」が開設

新たな健康支援拠点「国際未病医療センター」が開設



神奈川県の湘南鎌倉総合病院に設置される「国際未病医療センター」に、三留丈樹氏が顧問として参画することが発表されました。このセンターは地域住民へ幅広い健康支援を提供することを目指し、2024年11月に開設される予定です。その取り組みの一環として、音楽療法を取り入れる予定もあり、現代社会に合わせた施策の再検討が進められます。

「未病改善」を推進する神奈川県の新たな拠点


医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院は、神奈川県が提唱する「ヘルスケア・ニューフロンティア政策」に基づき、地域住民の健康をサポートするための「未病改善」の拠点として、国際未病医療センターを位置付けています。この新しいセンターでは、慢性疾患の予防や健康維持に向けた様々なプログラムが実施され、特に音楽療法にも力を入れています。

三留丈樹氏は、音楽療法の研究を進める専門家であり、東北大学の加齢医学研究所でもその研究に取り組んでいます。彼の顧問就任により、音楽療法を用いた治療のエビデンスを高め、より多くの人々に対応できるような取り組みが期待されています。音楽療法による健康促進効果を熱心に研究してきた三留氏が、どのような科学的根拠をもって新たな施策を展開するのか、注目です。

未来を見据えた研究が進む湘南先端医学研究所


湘南鎌倉総合病院に併設される湘南先端医学研究所は、がんや再生医療に関する最先端の研究を行うために設立されました。基礎研究から臨床研究に至る幅広い分野の研究を行うことで、新たな治療法や診断法の開発を進めています。この研究所は、文部科学省から正式に研究機関として認定されており、患者に役立つ研究を行うことを目指しています。

同研究所は、湘南ヘルスイノベーションパーク内に位置する日本最大級のライフサイエンス特化型サイエンスパークに設置されており、地域の病院とも密接に連携しています。研究の方向性は、患者に直接寄与する実用的なものが求められており、近い将来に成果が見込まれています。

2025年開催の市民イベントに登壇


さらに、三留丈樹氏は2025年11月29日に湘南ヘルスイノベーションパークで行われる市民イベント「新湘南ウェルビーイングフェスタ2025」にも登壇します。このイベントでは音楽療法の影響を観測するためのワークショップが行われる予定です。また、DICTがプロデュースする音楽レーベル「DICT Records」からは、ピアニスト小林有沙による新たなピアノソロ作品も披露されるとのことです。

参加希望者には事前の登録が必要で、心理検査を通じて「生演奏が心身に与える影響」を調査する内容となっています。このような市民活動を通じて、地域全体の健康意識を向上させることに貢献物の期待が寄せられています。

DICT(Design, Innovation, Co-Creation, Technology)について


DICTは、2022年に山本晋也氏によって設立された社会実験コミュニティです。Web 3.0やDAOを基盤に、新たな価値を創造するための協働を推進する取り組みが進められています。東京都渋谷区を拠点に、国内外の多様な企業や研究者が集い、共創イベントを通じて130以上のプロジェクトを生み出してきました。

今回の国際未病医療センターの開設も、DICTの活動の一環として位置づけられ、医療分野における新しい試みとして期待されています。これからの展開に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社Link & Innovation
住所
東京都千代田区麹町 東京都千代田区麹町2-10-3
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。