アルフレッサファインケミカルのデジタルトランスフォーメーション
秋田県秋田市を拠点とするアルフレッサファインケミカル株式会社は、医薬品原薬の製造を行っている企業です。この度、同社は購買業務のシステム化を図るため、株式会社ラクスの「楽楽クラウド」サービスを導入。これにより、約9年間が経過した紙とFAX主体の購買業務のフローを一新し、業務の効率化とペーパーレス化を実現しました。
システム導入の背景
従来、アルフレッサファインケミカルでは、担当者がExcelに購買内容を入力し、その印刷物を上長に承認してもらい、購買部門の確認後にFAXを送信するという手順を踏んでいました。このような流れは業務のデジタル化が進まず、混雑を招いていました。特に、グループ参入に伴い一度は導入されたシステムが使えなくなって以来、この状態が続いていました。
そのため、地元のシステム会社との検討も行いましたが、実質的な業務の変革には至らず、自社に最適な製品を選定することが急務となりました。そして、2022年からDX(デジタルトランスフォーメーション)が社内で重要視されるようになり、実際にシステム化を進める決断が下されました。
「楽楽クラウド」導入の決定的要因
アルフレッサファインケミカルが「楽楽クラウド」を選択したのは、製品の柔軟性と拡張性にあります。これにより、今後のシステムの追加や変更が容易になり、社内の複雑な業務フローに対しても柔軟に対応できることが評価されました。また、ラクスのサポートチームが週に数回のペースで伴走支援を行ったことで、スムーズに新しいシステムを社内に定着させることが可能になりました。
実現した業務効率化とペーパーレス化
「楽楽クラウド」の導入によって、主に次の4つの観点で大きな改善が見られました:
1.
購買状況の可視化と業務フローの標準化
利用者が情報を一元管理できるようになり、申請や発注の状況が分かりやすくなりました。結果として、購買担当者への問い合わせ件数も大幅に減少しました。
2.
紙の購入依頼書を約1,000枚削減
従来は個々の購入依頼ごとに紙を発行していましたが、これが月間約1,000枚の削減につながりました。
3.
会計処理の入力時間を月60時間短縮
業務フローの合理化により、手動で行っていた会計処理も短縮され、業務負担が軽減されました。
4.
購買から支払業務のシステム化
「楽楽販売」と「楽楽請求」を連携させ、業務全体を一貫してシステム上で管理する体制を作りました。さらに納品書の電子化にも取り組んでいます。
今後の展望
今後は、購買業務の改善にとどまらず、大型設備の予算取得や修繕業務にも同様のシステムを展開していく計画です。また、在庫管理や資産管理など、ミスを防ぐ観点からも、成功したワークフローの全社的な拡大を目指しています。
最後に
アルフレッサファインケミカルの担当者は、「楽楽クラウド」の導入を通じて、長年にわたり停滞していた業務を大きく変革できたとの声を寄せています。今後はこの成功体験を踏まえ、更なる業務のデジタル化と効率化に努めていく所存です。これにより、さらなる企業成長に結びつけられることが期待されます。