親子で楽しく学ぼう!昔の野菜と果物の変化
2026年6月4日、株式会社講談社から新たな絵本『こんなにかわった!やさい くだものむかし・いま』が発売される。この本は、野菜や果物の「昔」と「今」を写真で比較しながら、品種改良の歴史を親子で楽しく学べる内容が特徴だ。
昔の姿と驚きの品種改良
本書のページをめくると、現在私たちが食べている野菜や果物がどのように進化してきたのかが一目瞭然で分かる。例えば、リンゴ。今では甘くて大きな果実を提供しているが、昔は直径たったの2cm。見た目はまるでサクランボのようで、味も今とは異なりすっぱさが際立っていた。このように、私たちが知っている食材のルーツを発見するのは、まさに新たな驚きである。
また、サツマイモについても語られる。古代のサツマイモはひょろひょろとしており、現在のような脂肪の多いごつい形ではなかった。こうした変化は、食材だけでなく、人間の食の好みや栄養の観点からも興味深い。
14種類の作物の驚きの変遷
本書には、全14種類の野菜や果物が収められており、各作物の「まめちしき」と呼ばれる豆知識も添えられている。子どもたちにとって、面白くかつためになる情報が満載で、学ぶ喜びを感じることができる。
研究者が監修した信頼性
この絵本は、農業や食品分野の研究機関である国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の監修を受けて制作されている。研究者たちによる貴重な写真の提供だけでなく、内容の正確さにも徹底的にこだわりが見られる。これは、大人も楽しめる要素があり、家族全員で楽しむことができる一冊だ。
さらには、「お花見の桜の木に、サクランボはできる?」といった意外な知識のコラムも用意されている。読者は写真のインパクトだけでなく、興味を引く読み物としても楽しめる。
食への関心を育てる一助に
作物の歴史を知ることは、食育への第一歩となる。昔の食材に思いを馳せれば、「こんな形だったら食べてみたい」といった想像力をかき立てることができるだろう。また、夏休みには祖父母に昔の作物について話を聞き、自由研究として題材にするのも良いアイデアだ。
理科に対する興味を引き出そう
この絵本『こんなにかわった!やさい くだものむかし・いま』は、野菜や果物に対する親しみを育むだけでなく、家族全員で楽しむことができる教育的な価値を持っている。理科に対する興味を引き出すきっかけにもなるため、ぜひ家族で一緒に読み、共に学びを深めてほしい。
著者の紹介
著者のほりかわあきなは、新潟県出身であり、農薬や種苗メーカーでの経験を経て、日本科学未来館の科学コミュニケーターとなる。サイエンスライターとして独立後、研究者への取材記事や実用書、児童書など、多岐にわたる執筆活動を行ってきた。今回の『こんなにかわった!やさい くだものむかし・いま』が初の絵本作品となる。
発売情報
- - 発売日:2026年6月4日
- - 価格:2200円(税込)
『こんなにかわった!やさい くだものむかし・いま』は、ただの絵本にとどまらず、親子での素晴らしい学びの時間を提供してくれる一冊だ。