新たなフレグランスの幕開け「KUNTOU」
日本の香文化は、400年以上の歴史を誇り、その中で多様な伝統と美意識が育まれてきました。その中で、新たに日本香堂ホールディングスが手掛けるフレグランスブランド「KUNTOU」が誕生します。2025年8月13日から8月31日まで、佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」にてPOPUPショップが開催されます。このイベントでは香りと陶磁器が織りなす独自の世界観を体感することができます。
KUNTOUとは?
「KUNTOU」は、香りと陶磁器が持つ共通の歴史的背景に焦点を当てたブランディングです。古くから受け継がれてきた日本の文化を基盤としながら、現代のライフスタイルに合った様々な香りを製品化しています。このブランドが提案するのは、日常の空間を美しく彩る香りです。特に陶磁器ブランドとのコラボレーションは、佐賀の伝統的な焼き物の技術を活かし、新しい価値を創出しています。
POPUPショップの概要
POPUPショップでは、香の老舗「香十」の伝統を受け継ぐ日本香堂が、佐賀の焼き物とコラボした特別な商品を展示・販売します。特に注目は、香りを楽しむためのアイテムや、陶器とのコラボ作品です。この特別な機会に「KUNTOU」が育む香りの世界に触れてみてください。
KUNTOUの香りの特徴
KUNTOUの製品は、自然からの恵みを大切にし、厳選された素材を使用しています。今回展開される「KUNTOU インセンス」は、グリーンウッディな香調が特徴です。爽やかなフィグやユーカリに、セダーウッドや白檀、ヒノキの香りが加わり、最後にはベチバーやパチュリの奥行きを感じさせる香りが楽しめます。
そして、フレグランスディフューザーは、リフィルとしても販売され、オレンジやラズベリー、白磁のようなホワイトムスクが絶妙に調和した香りをお楽しみいただけます。これらはコンテンポラリーな生活空間にさりげなく溶け込むデザインが施されています。
陶磁器とのコラボレーション作品
KUNTOUの魅力はその香りだけに留まりません。有田焼の「李荘窯」や肥前吉田焼の「224ポーセリン」とのコラボレーション作品が特別展示されます。これらの陶磁器は、職人の手による優れた技術と感性が結実した作品で、香りとのハーモニーを楽しむための重要な要素となっています。
具体的には、李荘窯の香合(こうごう)は艶のある白磁に仕上げられ、サンドブラスト加工を施されたマットな質感が特徴です。蓋には香りの広がりをレリーフで表現するなど、細部にまでこだわった一品です。また、肥前吉田焼とのコラボレーションでは、現代の技術を取り入れたディフューザー器が展開され、和の美しさを現代的に解釈したデザインが注目されています。
イベントの詳細
「KUNTOU」のPOPUPショップは、和多屋別荘の特別な空間で開催されます。おしゃれで落ち着いた雰囲気の中、木々の香りや涼やかな風を感じながら、多様な香りや陶器のアートを楽しむことができます。
期間中は、出展商品やイベントの詳細について、和多屋別荘の公式サイトでも情報が更新されます。この機会に、伝統と現代が共鳴する新たなフレグランスブランド「KUNTOU」との出会いを体験してみてはいかがでしょうか。期待に満ちた新しい香りの旅があなたを待っています。