親子で楽しむクラシック音楽の魅力とは？阪急ゆめ・まちコンサート

2025年6月22日（日）、梅田芸術劇場メインホールで行われる第14回「阪急ゆめ・まち親子チャリティコンサート」。このイベントは、阪急電鉄が主催する社会貢献活動の一環として開催され、今年で14回目を迎えます。特に「こども達に本物のオーケストラの音楽を届けたい」という思いから、毎年多くの家族が訪れ、感動のひとときを共有しています。

本格的な音響でのパフォーマンス

コンサートのナビゲーターには元宝塚歌劇団のスター、舞羽美海さんが登場。大阪フィルハーモニー交響楽団が指揮者の現田茂夫さんとともに、さまざまな名曲を演奏します。特に注目されるのはアンダーソンの「タイプライター」やラヴェルの「ボレロ」など、クラシック音楽の中でも多くの人に親しまれている楽曲です。

特別な企画、ヴァイオリン独奏

また、中学3年生の若き才能、花田理子さんによるサン＝サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」も楽しめる特別な時間が用意されています。子どもたちにとって、こんな貴重な体験はなかなか得られないでしょう。

一体感を楽しむコーナー

参加者が一緒に楽しめるコーナーも魅力的です。映画「メリーポピンズ」に見られる名曲「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の演奏に合わせ、参加者がボディパーカッションを楽しむことで、コンサートにより参加感を強めることができるでしょう。

指揮者体験コーナーで特別な体験

さらに、子ども達が実際に指揮者になれる「指揮者体験コーナー」も設置されています。舞台上でベートーヴェンの「交響曲第5番」を指揮する経験は、彼らにとって一生の思い出になるに違いありません。これにより、音楽への関心や理解が深まることが期待されます。

社会貢献にも寄与

コンサートの魅力は演奏だけではありません。今回のイベントからの売上金は、認定NPO法人「日本クリニクラウン協会」と「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」へ全額寄付されます。過去13回の寄付総額は2,444万9,830円に達しており、地域社会への支援も見逃せません。阪急電鉄は未来を担う子供たちが夢を持って健やかに成長するための「体験」や「学び」の場を提供することに引き続き努めてまいります。