くまのプーさんが教える中国古典の知恵、心を癒す言葉集が発刊

くまのプーさんが伝える心の知恵

このたび、株式会社PHP研究所が新たに発表した『くまのプーさん心がふっとラクになる言葉』は、現代に生きる我々に向けた心の癒しを提供する一冊です。主に中国の古典から学んだ知恵を、可愛らしいくまのプーさんが優しい言葉で紹介しています。

中国古典の魅力とは

中国古典は、人生や仕事における普遍的な知恵を考えさせてくれます。しかし、これらの書籍はしばしば難解な表現が多く、「読みたいけれど、敬遠してしまう」という声を多く耳にします。この新刊は、そんな方々にぴったりの内容に仕上がっています。

前作の成功と新たな挑戦

このレベルの出版物は、PHP研究所が2011年に発表した第1弾『くまのプーさん小さなしあわせに気づく言葉』の成功を受けてのものです。前作では、中国明代の洪自誠が著した『菜根譚』の言葉を紹介し、特に若い女性に受け入れられ、なんと15万部を超える部数を売り上げました。

シリーズの第2弾となる本書では、道教の根本的な教えを説く『老子』や『荘子』の言葉を引用し、さらにくまのプーさんとその仲間たちの楽しいイラストと共に展開されています。これにより、古典の重厚さを和らげ、気軽に読み進められるスタイルが実現されています。

心を癒す100の言葉

本書には、老子や荘子から厳選された100の言葉がやさしい英訳付きで収められています。例えば「のんびりするの、忘れてない？」や「できないことがあって当たり前」といった言葉は、忙しい現代人に向けた温かい励ましのメッセージです。自分の自然な姿を見失いがちな日常に、心の方針を再確認させてくれます。また、「心がよろこぶことがいちばん」という教えは、自由の重要性を思い起こさせ、人の心に深く響く内容です。