モンテディオ山形、2025Ｊリーグシャレン！アウォーズで3年連続の受賞を達成

モンテディオ山形、2025Ｊリーグシャレン！アウォーズを受賞

2025年の「Ｊリーグシャレン！アウォーズ」において、モンテディオ山形が「クラブ選考賞」を受賞しました。この受賞は、なんと3年連続の快挙です。今回の受賞の背景にある活動は、高齢者が地域社会で輝き活躍するための取り組みであり、「“声”のチカラを起点に高齢者が輝き活躍する地域へ」というテーマのもと、O-60モンテディオやまびこの名の下に行われています。

背景と取り組みの内容

この取り組みは、スポーツ庁が主導する「スポーツオープンイノベーション推進事業」に参画する形でスタートしました。山形県は他地域に比べて高齢化が進んでおり、高齢者に関する様々な社会課題に取り組むことが必要とされています。モンテディオ山形は、パートナー企業である株式会社ボイスクリエーションシュクルと連携し、これらの課題に対して実効的な解決策を共に考え出しました。

“声を磨く”というコンセプトのもと、高齢者が地域で活動できる環境を整えると同時に、自身の価値を再認識してもらう様々なプログラムを提供しています。このアプローチによって、多くの高齢者が自らの可能性を見出し、地域に貢献できるようサポートしているのです。

受賞セレモニーについて

セレモニーは、2025年6月28日（土）に行われる明治安田Ｊ2リーグ第21節、V・ファーレン長崎戦の中で開催される予定です。このイベントでは、Jリーグから受賞の記念品が贈呈される他、協働者への感謝状も授与されます。

選考の背景と意義

選考を行った専門家たちは、「地域の課題に対してポジティブなアプローチで取り組むこの活動は興味深い」と評価。また、自治体や民間企業、市民、サポーターといった多様なステークホルダーを巻き込む姿勢に対しても高く評価しています。高齢化社会における地域づくりの模範例として、モンテディオ山形の活動が広く支持されています。

Jリーグシャレン！アウォーズの意義

このアウォーズは今年で6回目を迎え、地域に密接に根ざしたスポーツクラブとしての役割を強化することを目的としています。地域の課題に対する取り組みを多角的に評価することで、クラブの社会連携活動を促進し、地域社会の持続可能性を高める狙いがあります。2024シーズンには、3,700以上の活動がエントリーされ、その中から6つのクラブが受賞に至ったとのこと。