特別企画「子どもインタビュー」の舞台裏
2025/26シーズンの開幕を記念して、WEリーグのキックオフカンファレンスが開催されました。この中で特に注目を集めたのは、夏休み特別企画「子どもインタビュー」。リーグやクラブ、さらにはパートナー企業が一堂に会し、サッカーの未来や「WEリーグ」の理念について語り合った後、子どもたちがアスリートと直接対話できるこの素晴らしい機会が実現しました。
この企画は、2024-25シーズン中に開催された第9回WE ACTION MEETINGで持ち上がったアイディアから生まれました。この会議では、各グループに分かれて「みる」ことに焦点を当てたアクションプランについて話し合いました。その中で、「ファミリー層をスタジアムに引き寄せたい」「子ども向けイベントを実施したい」といった意見があげられ、そこから「子どもインタビュー」が生まれました。
インタビュー当日の様子
イベント当日は、4名の子ども記者が自ら考えた質問を選手に投げかけました。今回は、ジェフ千葉レディースの林香奈絵選手をはじめとする多くの選手が参加し、子どもたちの質問には予想外の回答が寄せられることが多く、会場内は笑顔と笑い声に包まれていました。一生懸命に質問する子ども記者たちの姿は、大人でも圧倒されるほどの素晴らしさでした。
この企画に参加した子どもたちからは、選手たちと直接話すことで得られた感動の声が多く寄せられました。たとえば、かのんさんは「高橋はな選手から直接返事をもらえてとても嬉しかった」と話し、選手への理解が深まったことを語っています。また、はなさんは「選手がみんな明るく、いい選手ばかりだと感じた」と述べ、自らの応援活動に対するモチベーションを高めていました。
その一方、あきほさんは「選手はみんな身長が高く、すごく楽しい時間だった」と振り返り、自身が憧れる選手との交流ができたことに喜びを感じていました。けいたさんも、「プロになるためにはどんなことが大切か」と質問して、その回答からさらなる成長を感じたようです。子どもたちの新鮮な視点から選手たちへ質問する姿勢が印象的でした。
特別なお土産と未来の展望
インタビューの参加賞として、WEリーグのシルバーパートナーであるクラシエ株式会社から、知育菓子®セットがプレゼントされました。これは子ども記者たちへの感謝の気持ちを込めたサプライズでした。
今回の「子どもインタビュー」を通し、WEリーグは今後もリーグ、クラブ、パートナー企業との連携を強化し、さらなるイベントを展開していく意向を表明しています。子どもたちの声が未来のサッカー界に届くような施策が、これからも続いていくでしょう。サッカーという素晴らしい舞台で、次世代を担う子どもたちがどのように成長していくのか、私たちも注目していきたいと思います。