新しい防災の形
2023-09-03 23:34:26

新しい防災の形を考えるチダラボ・リベラルアーツ特別授業

チダラボ・リベラルアーツプログラムが目指す新たな防災の形



2023年9月23日、特定非営利活動法人チダラボが主催する「フェーズフリーと新しい防災~ダメージをダメージのままにしない社会へ~」の特別授業が行われます。このイベントでは、どう備え、どう生きるかをテーマに、一人ひとりが防災について深く考えるきっかけを提供します。

「フェーズフリー」の概念とは


「フェーズフリー」とは、日常生活と非常時をシームレスに繋げる考え方です。この概念は、通常の生活の中での備えを重視し、有事の際に役立つアイテムを日常的に活用することを推奨しています。例えば、普段使っているリュックサックが災害時に役立つ避難用具として活用できるという視点です。こうした発想が、私たちの防災に対する意識を変えていくのです。

佐藤唯行氏の講演内容


この特別授業では、フェーズフリー協会の代表理事である佐藤唯行氏が登壇します。彼は、防災に関する豊富な知識と経験をもとに、日常生活の中で防災の意識を高める方法について語ります。特に、彼が提唱する「ダメージをダメージのままにしない」という考え方は、私たちの生き方を根本から変える可能性を秘めています。

日本ならではの背景


日本は自然災害が頻発する国であり、その中で私たちはどのように生き残るか、そして、互いに助け合うことができるのかを日々考え続ける必要があります。過去の災害において、多くの地域がコミュニティの結束により乗り越えてきた事例が山ほどあります。そうした経験を踏まえたうえで、今後どのような防災策を講じるべきかを皆で考えることが求められています。

オンラインとオフラインの融合


今回のイベントは、現地参加のほかにオンラインでの参加も可能です。参加者は、日比谷図書文化館での授業をリアルタイムで体感できるほか、バーチャルキャンパス「チダラボ・リカレント市民大学」からも参加できます。このハイブリッド型の授業形式は、多くの人に防災への関心を促すための新しい試みとして注目されています。

参加方法と詳細


参加費は一般1500円、学生およびその家族は無料です。定員は100名と限られていますので、興味がある方はお早めにお申し込みください。お申し込みは、特設ページ(https://bousai-chidalabo.peatix.com)から可能です。

結論



この特別授業は、単に知識を得る場ではなく、参加者が自主的に防災を考えるきっかけとなる機会です。佐藤氏の講演を通して、私たちは「今をどう生きるか」をさらに深め、未来に向けての備えを一緒に考えることができるでしょう。防災は決して他人事ではなく、一人ひとりが役割を果たすことが求められています。皆さんのご参加をお待ちしています。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人チダラボ
住所
東京都港区南青山2-2-15ウィン青山531
電話番号
080-9022-3772

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