アルゼンチンの音楽シーンから新たな風を吹き込むインディーロックデュオ、PACIFICA(パシフィカ)が、待望の新曲「Just No Fun」をリリースしました。この楽曲は、混沌とした現代の心情を描くものでありながら、軽やかでユーモラスな雰囲気を持っています。曲の中では、自身の選択が実は誤ったものであることに気づきつつも、変わるべきタイミングを逃してしまった心の揺れ動きを音楽で表現しています。
PACIFICAは、2021年にブエノスアイレス出身のInés Adam(イネス・アダム)とMartina Nintzel(マルティナ・ニンツェル)によって結成されました。そのサウンドは、2000年代初頭のガレージロックとポストパンクの影響を受けており、ツインボーカルによる感情的なパフォーマンスが特徴です。この新曲のリリースに伴い、彼女たちの音楽がいかに進化してきたのか随所で感じることができます。
また、PACIFICAは2025年12月に初の来日公演を予定しており、東京と大阪でのライブが決定しています。特に東京の公演は既に完売しており、大変な人気を誇っています。ライブでは彼女たちのエネルギッシュでダイナミックなパフォーマンスを楽しむことができ、観客の心を掴んで離さないでしょう。
新曲「Just No Fun」は、もともとYouTubeでカバー動画を投稿していた二人が出会い、音楽を語り合う中で創作の道へ進んだ結果誕生しました。最初は偶然のつながりから始まった彼女たちのストーリーには、心温まる友情が育っています。これまでにも米国のThe Strokesのライブを観に行く旅行を支援するためのクラウドファンディングや、音楽レーベルとの契約を果たすなど、彼女たちを取り巻く環境は急速に変化しています。
彼女たちはLollapalooza Argentinaにも出演し、Måneskin(マネスキン)のオープニングアクトを務めるなど、国際的な舞台でもその存在感を放っています。
さらに、2023年にはデビューアルバム『Freak Scene』をリリースし、若者特有の反抗心と脆さをぎゅっと詰め込んだ作品を世に送り出しました。このアルバムは批評家から高い評価を受けており、今後のさらなる展開が期待される一枚となっています。
2024年にはアルバムのアコースティックバージョン『Freak Scene: NAK Sessions』もリリース予定であり、彼女たちの独自の音楽スタイルがどのように進化していくのか、ファンたちは注目しています。
これらの情報が示す通り、PACIFICAは単なるインディーロックデュオに留まらず、今や世界の音楽シーンで確固たる地位を築きつつある存在です。これからの彼女たちの活動から目が離せません。
公演の日程は以下の通りです:
【東京】12月8日(月)代官山 SPACE ODD [SOLD OUT!]
【東京】12月9日(火)代官山 SPACE ODD [SOLD OUT!]
追加公演
【大阪】12月10日(水)Music Club JANUS追加公演
ぜひ、彼女たちの新曲「Just No Fun」もチェックし、迫り来るライブを楽しみに待ちましょう!