三井不動産、ニューヨークに初の海外拠点「ワークスタイリング」オープン
三井不動産が展開するシェアオフィス「ワークスタイリング」が2025年4月15日、ニューヨーク・マンハッタンに初の海外拠点を開設します。このオフィスは「1251 Avenue of the Americas」に位置し、会員の多様な働き方をサポートするための新しいスペースとして注目されています。
1251 Avenue of the Americasの特徴
「1251ビル」は、三井不動産アメリカ社が所有する超高層オフィスビルで、マンハッタン・ミッドタウンエリアの中心に位置しています。この地域は日系企業が多く集まる場所であり、地下鉄直結という交通の利便性も優れています。ビル内のラウンジは、1251ビルのテナント専用スペースとして今年の3月にオープンしました。会員は地下鉄から直接アクセスでき、快適に作業を行える環境が整えられています。
シェアオフィス利用の利点
「ワークスタイリング」会員は、海外出張時にホテルで作業をするのが一般的ですが、より快適に仕事をする場所を必要とする声に応え、1251ビル内のオープンスペースを提供します。また、利用料金は午前6,000円、午後6,000円で、利用は会員向けサイトからのチケット購入によって可能です。QRコードによる入退室も導入されており、便利な設備が整っています。
今後の海外展開
三井不動産は、2025年4月よりアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアにおいて200以上の拠点を展開するIndustrious社との連携を開始します。この提携により、ワークスタイリングの会員は同社のオフィスを通常料金の20%割引で利用できるようになるため、さらなる利用促進が期待されます。
「ワークスタイリング」の目的は、会員一人ひとりが「幸せな働き方」を見つけることです。また、サステナビリティへの取り組みの一環として、社会的価値と経済的価値の創出を両立させる努力も続けています。
最後に
「ワークスタイリング」の海外拠点開設は、三井不動産が示す新たなビジネスモデルの重要なステップです。シェアオフィスは、働き方の多様化に対応する重要な選択肢であり、今後の成長が楽しみです。今後も三井不動産は、国内外で柔軟な働き方の選択肢を提供し続けることでしょう。