日本香堂グループ450周年記念「香器デザインコンテスト」開催概要

日本香堂グループ創業450周年記念「香器デザインコンテスト」

日本香堂グループが創業450周年を迎えるにあたり、その記念として「香器デザインコンテスト」を開催することが発表されました。このコンテストは、香老舗「香十」の名を継ぐグループの共催によって実施され、全国各地の地域性や文化、技術を背景にしたデザインを募集します。心豊かな生活を提案する香器として、香皿やディフューザーのデザインが求められます。

コンテストの内容

これまでに5回行われてきた「香十香皿デザインコンテスト」を特別版として拡充するこのイベント。その特徴は、単に香皿だけではなく、香りを効果的に拡散させる「ディフューザー容器」のデザインも対象に含まれる点にあります。それにより、さまざまな香りの魅力を引き出し、より多くのクリエイターの参加が期待されています。

賞金と審査員

コンテストの魅力は、なんといっても賞金です。最優秀賞には20万円、優秀賞には10万円が与えられるほか、審査員賞、素材部門賞に関してもそれぞれ賞金が用意されており、合計でかなりの金額が参加者を待っています。

特別審査員には、株式会社コンランショップ・ジャパンの中原慎一郎代表取締役や、有田焼窯元の寺内信二氏など、各分野で活躍する著名人が参加します。こうした専門家による厳正な審査が、応募者の作品を公正に評価することに寄与します。

応募要件と選考プロセス

応募資格は、日本国内に在住する方で、プロ・アマ問わず個人や団体も対象としています。第一次選考はデータで行われ、通過後に作品提出が求められます。最終選考は2025年9月を予定しており、入賞者の発表と表彰式も同時期に行われる予定です。また、入賞作品は香十の直営店舗での販売も行われるため、受賞者には大きなチャンスが広がります。