ペッツファーストグループ、2024年8月度のペット取扱状況を発表

ペッツファーストグループの2024年8月度報告

ペッツファーストホールディングス株式会社は、その傘下にあるペットショップ「Pʼs-first」での2024年8月の流通過程に関する重要なデータを公開しました。私たちの理念、「Pets always come first」を掲げて、安心してペットを迎えられる環境作りに取り組んでいます。

流通過程の重要データ

2024年8月1日から31日までの間に、ペッツファーストグループが取り扱ったペットは1,588頭に上ります。契約ブリーダーからの引き受け数は1,619頭で、里親譲渡を行った件数は9件、解約は16件でした。このように、私たちは新たな家族を見つけるための努力を怠らず、全てのペットに新しい家を提供することを目指しています。

一方で、残念ながら今月はペットの死亡事故が発生しました。病気や疾患が見つかったペットたちに治療を施しましたが、全体で10頭の死亡事故が確認され、その死亡率は0.62％となりました。死亡原因には消化器疾患が4頭、感染症が3頭、低血糖が1頭、その他が2頭という内訳です。この数字は昨月の報告よりもわずかに悪化していますが、死亡事故のゼロを目指すプロジェクト「死亡事故ゼロプロジェクト」は継続しています。

ペットの健康管理と死亡事故対策

先月に指摘された誤嚥を起因とする呼吸器疾患については、給餌方法の改良や、スタッフへの健康管理教育を実施しました。これにより、死亡事故は5件からゼロ件に減りましたが、天候や体温の変化による急激な体調悪化も確認されています。9月には救急対応研修を行い、ペットが急調に体調を崩した際の初期対応強化を進めていきます。

生後60日齢以上取引基準の引き上げについて

ペッツファーストは、ペットの心身の健康を守るために取引基準を生後57日齢以上から60日齢以上に引き上げる取り組みを始めました。2024年3月時点ではこの基準を満たすペットの割合は15.9%でしたが、2024年8月には66.3%に達することができました。目標は2025年2月末までに100%の実現です。

治療と里親募集中のペット

私たちは、病気にかかったペットに対しても適切な治療を行います。8月には29頭のペットが健康を回復し、彼らは今それぞれの新しい家族を探しています。その中には、特別なケアが必要なペットもいますが、ペットケア＆アダプションセンター日光で愛情をかけてくれる里親を待っています。

たとえば、マンチカンのむぎくんは心臓に問題を抱えていたものの、温かい家庭に迎え入れられました。彼の里親様の言葉を借りると、「むぎは私たちの生活にぴったりな存在になりました」とのこと。私たちは、全てのペットが幸せな生涯を送れるよう全力でサポートを続けます。