カザマランドセルが奈良県桜井市に新工場とショールームを開設！

カザマランドセルの新たな挑戦

奈良県桜井市に本社を構えるランドセルメーカー「カザマランドセル」が、創業70年を迎え、新工場兼ショールームを2025年1月6日にオープンしました。この新しい拠点は、鉄筋コンクリート造の2階建てで、敷地面積は約2,700平方メートルに及びます。駐車スペースも十分に設けられており、遠方からの来場者にも優しい造りとなっています。

ショールームと工場見学の新たなスタイル

新工場に入ると、広々としたショールームが広がり、来場者を温かく迎え入れます。その先には、ガラス越しにランドセルを製造している様子を間近で観覧できる設計が施されています。従来の工場では幼稚園や小学校のクラス単位での見学が主でしたが、新工場では一般客にも開放され、手作りのランドセルが完成する工程を実際に体感できる特別な場となることが期待されています。

ショールームの様子

こだわりのものづくり

カザマランドセルは、1950年の創業以来、「まごころのこもった製品づくり」を信念に掲げ、手作りのランドセルに特化してきました。大量生産を追求せず、各職人が丁寧に仕上げることで、温かみのある製品を生み出しています。企画から縫製、仕上げに至るまで、すべての工程に想いを込め、「使いやすく、安全なランドセル」の実現に努めてきました。

今回完成した新工場・ショールームでは、ものづくりの背景や職人の技術を直接見て感じていただける空間が用意されており、来場者にとって一層深い理解を得られるでしょう。