バンヤン・グループが発表した2024年サステナビリティレポートの詳細
バンヤン・グループ、2024年サステナビリティレポート発表
2025年4月22日、京都に本社を置くバンヤン・グループが、2024年度のサステナビリティレポート「One Banyan, One Sustainable Future」を公開しました。このレポートは、環境、社会、経済に関する重要な側面での効果的な行動と影響を報告しています。
持続可能性を基盤にした取り組み
創業以来、バンヤン・グループは旅行がもたらす良い影響を信じ、持続可能性を事業の核心に据えて活動しています。2024年の主な成果には、以下のような内容が含まれています。
脱炭素化とエネルギー効率の向上
バンヤン・グループは、環境への負荷を軽減するため、エネルギー効率の高いインフラを構築し、再生可能エネルギーへの投資を続けています。具体的には、照明や空調の更新、ソーラーパネルの導入により、稼働客室1室あたりのCO2排出量を2023年比で5.7%削減しました。
廃棄物管理の強化
廃棄物削減に向けた取り組みが拡大。特に、食品寄付や生ゴミの堆肥化、アップサイクル活動を通じ、28%の廃棄物を埋め立てから回避。前年からは5ポイントの改善が見られました。
水の管理と効率化
地域の水資源を大切にする取り組みにより、バンヤン・グループは水の利用効率を5.1%改善。この結果、プロアクティブな漏水検知や水の再利用も強化されています。
海洋保全への貢献
上記に加え、バンヤン・グループは海洋保全にも積極的に取り組んでいます。2024年にはChina Environmental Protection Foundationと提携し、サンゴ礁の再生プロジェクトを開始する予定です。また、モルディブでのOur Marine Labを拡張し、さらなる保全活動を強化します。
コミュニティへの支援
地域社会への貢献も欠かせません。教育や雇用の機会を提供することで、長期的な回復力を促進。特に「Seedlingsプログラム」では、93名の若者に研修を行い、2,515件のインターンシップを提供しました。
Greater Good補助金によるイニシアチブ
創立30周年を迎えるバンヤン・グループは、30のアソシエイトが主導するプロジェクトに資金を投じ、地域社会に対する長期的な影響を創出しています。これらのプロジェクトは、社会的・環境的・福祉的な利益を追求するものです。
新しい挑戦
バンヤン・グループのHO Ren Yung副CEOは、「持続可能性は我が社の基盤であり、さらなる環境対策とコミュニティへの関与を拡大し続けます」と述べています。また、シニア・レベルの従業員が同社の目標達成を推進するための評価指標も導入され、2025年に向けた進捗が注目されています。
バンヤンツリー・東山 京都のコミュニティ活動
同グループの「バンヤンツリー・東山 京都」では、フードドライブやペットボトルキャップ回収による社会貢献活動を推進中。地域の理解と協力を得て、持続可能な社会の実現に向けて努力しています。山田総支配人は、地域との共生を大切な理念として掲げ、アソシエイト全員の協力の下、活動を続けます。
バンヤン・グループの社会的責任と持続可能性に関する詳細は、公式レポートやプログラムのページで確認できます。
引き続き、地域の支援をお願い申し上げます。
会社情報
- 会社名
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Banyan Tree Japan有限会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー12階
- 電話番号
-
03-4590-7808