三菱電機が女子3人制バスケットボール大会に初参画!
新たな挑戦:FIBA 3x3 Women’s Seriesへの参戦
三菱電機株式会社は、2026年シーズンから国際バスケットボール連盟(FIBA)主催の「FIBA 3x3 Women’s Series」への参画を発表しました。これは、日本企業として初めての試みであり、注目を集めています。この大会は、世界中の女子バスケットボールチームや商業チームが競うプロの3人制バスケットボール大会で、2019年に創設されて以来、国際的な人気を誇っています。
バスケットボールの新しい形
FIBA 3x3 Women’s Seriesは、参加チームが世界各国で試合を行い、上位8チームが9月に上海で開催されるファイナルで優勝を争います。三菱電機は、5人制女子バスケットボールチームである「三菱電機コアラーズ」から選手を選抜し、「MITSUBISHI ELECTRIC」としてオフィシャルパートナーとして参戦します。この新たな挑戦を通じて、国内外での女子バスケットボールの振興や次世代選手の育成にも貢献することを期待しています。
関係者の期待の声
FIBAの事務総長であるAndreas Zagklis氏は、「三菱電機の参戦は3×3バスケットボールの発展を示し、この大会の認知度向上につながると考えています」とコメント。また、FIBA 3x3のマネージングディレクター、Alex Sanchez氏も「三菱電機の参戦はこの競技の人気の高まりを証明するものであり、世界中での普及を期待しています」と語っています。
三菱電機の代表執行役社長である漆間啓氏は、「私たちはFIBA 3x3 Women’s Seriesに参画できることを誇りに思い、選手たちの活躍を支援していくことを誓います」と述べ、企業の積極的なスポーツ支援の姿勢を示しました。
チーム構成と活動拠点
「MITSUBISHI ELECTRIC」チームは、三菱電機コアラーズから選ばれた6~8名の選手で構成されます。このチームは、愛知県名古屋市にある三菱電機名古屋体育館を活動拠点とし、公式戦に向けた準備を進めていく予定です。
三菱電機コアラーズは1956年に創設された5人制女子バスケットボールチームで、Wリーグに所属し、国内トップリーグでの実績を踏まえ、今後の成長にも期待がかかります。大会への参画により、選手の競技力向上とチームの知名度向上を図ります。
スポーツ支援における三菱電機の役割
三菱電機は、サステナビリティの実現を企業理念として掲げており、スポーツを通じた社会貢献にも力を入れています。男子プロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」などを支援し、地域社会への貢献を行っています。今回の女子3人制バスケットボール大会への参戦も、その一環として位置づけられています。
三菱電機は、女子バスケットボールの振興や次世代アスリートの育成を通じて、豊かで活力のある社会の実現に貢献し続ける姿勢を見せています。今後の大会での活躍に注目が集まります。