安藤ハザマとL is B、効率的な新規入場者教育を実現する「N-Pass」を共同開発

安藤ハザマとL is Bが共同開発した「N-Pass」

株式会社安藤・間（安藤ハザマ）と株式会社L is B（エルイズビー）は、新規入場者教育を効率的に行うためのソリューション「N-Pass」の共同開発を開始しました。この新しい教育方法は、企業向け動画共有サービス「ナレッジ動画」を活用し、従来の対面教育の負担を軽減します。

開発の背景

新規入場者教育は、労働安全衛生規則に基づいて行われ、特に現場作業を初めて行う技能者に対して現場の状況や注意事項を周知することを目的としています。従来、教育は対面で行われ、準備を含めて1回あたり約1時間を要し、工事期間中には数十回から100回以上行われることもあります。これに伴い、教育担当者の負担は大きく、新しいアプローチが必要とされていました。

ユーザビリティと効率化を追求

「N-Pass」は、現場での対面教育を補完・効率化するために設計されています。具体的には、新規入場者が自分のパソコンやスマートフォンを使用して、「教育動画」を視聴し、その後にオンラインで「理解度テスト」を受けることができます。合格ラインを達成すると、教育が完了し、その後は対面教育や書類の確認だけを行う流れです。

半年以上の検証期間を経て、教育担当者の業務負担が半減し、受講者自身の負担も大幅に軽減できる効果が確認されました。これにより、教育全体の効率を高め、迅速な対応が可能になります。

「N-Pass」の特長

1. 一貫した教育プロセス：教育動画の視聴から理解度テストの受験、合格後の修了証発行まで、Web上でスムーズに実施できます。これにより、現場での対面教育時間が従来の約1/2から1/3に短縮されます。

2. ビジネスチャットとの連携：受検者データは一元管理され、直近の合格結果がビジネスチャット「direct」に通知されます。これにより、現場内での情報共有が迅速に行えます。

3. カスタマイズ自由な理解度テスト：教育担当者が自由にテスト内容を登録・変更でき、現場の状況に応じたテストの見直しも容易に行えます。

なぜ「ナレッジ動画」か？

「ナレッジ動画」は、現場のノウハウをスムーズに共有できる企業向け動画サービスです。社内研修や外部向けのマニュアル共有にも対応しており、利用者にとっての使いやすさが魅力です。また、動画ごとに閲覧できるユーザーを設定することができるため、企業の情報資産を守りながら安全に共有できます。

「ナレッジ動画」は、無料でトライアル版も提供しているため、企業は導入前にその機能を確認することが可能です。