住宅事業のDX推進
2022-06-27 10:28:41
ダイテックと住宅アカデメイアが連携し住宅事業のDX推進へ
住宅業界のDX推進に向けた新連携
住宅業界は、近年の急激なインフレの影響により、資材や設備の高騰が問題視されています。このような中、ダイテックと住宅アカデメイアが共同で住宅事業のDXを推進することになりました。彼らの目指すところは、業務の効率化を図ることで、限られた人員で利益を最大化することです。新たに展開されるのは、注文・分譲住宅事業に特化したクラウドシステム「注文分譲クラウドDX」と、アフターサービスに特化した「助っ人クラウド」の連携です。
背景と目的
今回の連携が実現した背景には、住宅業界が直面しているコストの上昇があります。高騰した資材の価格や住宅設備が、業界全体の利益を圧迫しているのです。そんな厳しい状況下で、業務効率を上げることは急務となっています。ダイテックと住宅アカデメイアは、各々が持つクラウドシステムを連携させることで、住宅事業者に新たな価値を提供しようとしています。
プロダクト連携の詳細
「注文分譲クラウドDX」は、顧客管理から商談、契約、見積もり、発注、査定、支払い、アフターサービスまでを一貫してこなせるのが大きな特徴です。堅牢なサーバー環境を基盤とし、使いやすさを追求した設計が施されています。特に、経理や会計において優れた機能を提供しており、多くの住宅事業者から支持を受けています。
一方、「助っ人クラウド」は、主にアフターサービスに注力しており、リフォームや中古住宅の評価、売却提案などがスムーズに行える独自機能を備えています。さらに、蓄積されたデータは、「住宅瑕疵保険」の申請にも活用され、より効果的な事業運営が可能です。
ユーザーへのメリット
この連携により、主に「注文分譲クラウドDX」に登録された物件情報や顧客データが「助っ人クラウド」にも自動的に連携されます。このシステムを導入する住宅事業者は、両製品のメリットを享受できるため、業務の効率化が進み、競争力を高めることができます。
今後の展望
ダイテックと住宅アカデメイアは、今後もお互いの強みを生かし、住宅業界における業務効率化をはじめとしたDX化の推進に力を注ぎます。変化が加速する経営環境の中で、住宅事業者に対する支援を強化していくことが重要です。こうした取り組みが実を結ぶことで、より多くの住宅事業者が持続可能な成長を実現できることを目指しています。
会社概要
ダイテックは、1969年設立以来、石油業界向けの情報処理サービス、建設業向けCADの開発、住宅事業向けのクラウドシステム開発に注力しています。一方、住宅アカデメイアは、住宅保証サービスやICTシステムの開発・運用を通じて、住宅業界の発展に寄与しています。彼らの連携により、今後、業界全体の業務効率化が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ダイテック
- 住所
- 東京都品川区南大井6丁目16番19号大森MHビル
- 電話番号
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