おいしく簡単に作れる一人ご飯の新たな提案
料理家・川津幸子さんが待望の新刊『大人のひとりごはん100文字レシピ』を2025年6月27日に出版します。この本は、特に一人暮らしの方や忙しい大人たちに向けて、簡単に作れる美味しいレシピを集めたものです。料理の手間を省きつつ、心温まる味わいを楽しめるレシピが特徴です。
新たな100文字レシピの魅力
川津さんが手がける「100文字レシピ」シリーズは、誕生から27年を迎えました。今回は「大人のひとりごはん」をテーマに、気楽に作ることができる料理が満載です。各レシピには材料と手順がたった100文字でまとめられており、一目で理解できる点が大きな魅力となっています。これにより、料理を始めるのが億劫に感じる日でも「これならできそう!」と感じられるのです。
例えば、簡単に作れてごはんが進む「鶏肉のねぎ甘酢漬け」のレシピは以下のようになります。
- - みじん切りのねぎ1本、しょうゆ大さじ2、酢・砂糖各小さじ4、紹興酒・ごま油各小さじ2を混ぜ、鶏胸肉1枚を薄切りに。軽く塩をふり小麦粉をまぶし、油で焼いた後にたれに漬けるだけ。
このように、シンプルな手順でありながら、しっかりとした味わいが楽しめます。料理初心者でも安心して取り組める内容で、完成した料理を口にすることで「自分も料理上手になったかも!」と感じることができるでしょう。
健康を支える82品
本書には、主菜から副菜まで82品が収録されています。肉、魚、大豆製品を使用した元気を引き出すメインおかずから、さっぱりとした野菜のサブおかずまで、様々なバリエーションが用意されています。70歳になる川津さんの健康法は、栄養がたっぷり詰まった毎日の食事にあります。たんぱく質をしっかり摂れる主菜や、簡単に作れる副菜が多く、心と体を支える内容になっています。
一人ごはんを楽しくする工夫
食事作りは日常茶飯事ですが、飽きてしまうことは誰にでもあります。そこで本書では、「食材を新鮮なうちに使い切るヒント」や「マンネリ解消には新しい調味料を試してみると良い」といったコツも紹介。このような工夫を取り入れることで、一人の食事作りがもっと楽しくなることを目指しています。
温かいエッセイが心を癒す
さらに、川津さんによるエッセイも本書の魅力の一つです。思わずほっこりするような温かい文章が、料理を作ることの楽しさや喜びを教えてくれます。各章には料理にまつわるミニエッセイが挿入され、読む楽しみも提供されています。
書誌情報
『大人のひとりごはん100文字レシピ』は、A5判、128ページで2025年6月27日に発売予定です。定価は1760円(税込)で、電子書籍版も同時発売される予定です。料理の楽しさを再発見させてくれる一冊となることでしょう。
この本を手にすれば、毎日の料理が更に楽しくなること間違いなしです!