船橋ケイバで初のナイター開催！春のダート王者決定戦「かしわ記念」の魅力とは

船橋ケイバ|「第30回農林水産大臣賞典かしわ記念」特集

船橋ケイバで開催される「第30回農林水産大臣賞典かしわ記念（JpnⅠ）」が、今年初めてのナイター形式で行われます。このレースは1989年に創設され、千葉県の柏競馬場での歴史を振り返る重要なイベントです。毎年、中央競馬と地方競馬のトップホースが集まることから「春のダートマイル王者決定戦」として名高い大会となっています。

かしわ記念の歴史

このレースは、千葉県営競馬の誕生を記念して始まり、当初から地方と中央の交流が行われてきました。1996年に指定交流競走に昇格し、2005年にはGⅠに格上げされました。これまで数多くの名馬が出走し、多くのドラマを生み出してきました。特に、地元の馬も数多く活躍しており、アジュディミツオーやフリオーソといった名馬たちがこの舞台で輝いています。

現在では毎年ゴールデンウィークの時期に行われ、船橋ケイバでは入場者数や売上金が最高を記録する一大イベントです。昨年は武豊騎手騎乗のコパノリッキーが見事に連覇を達成し、かしわ記念史上最多勝利タイ記録を更新しました。

イベントの内容

今年の開催を盛り上げるため、レースの前週からさまざまなプロモーション活動が行われています。テレビやラジオを通じてCMが展開され、レースの認知度を高めています。また、JR南船橋駅では4月21日から5月4日までの期間中、ホームの壁面を利用して「かしわ記念優勝馬ヒストリー1989-2017」と題した展示を行い、歴代の優勝馬のゴールシーンが紹介されています。これは来場者にとって見逃せないビジュアルアートです。

さらに、レース当日には元騎手の安藤勝己さんなど、8名の著名人による予想トークショーも開催されます。ここではレースの見どころや注目の馬、騎手について熱く議論が交わされるでしょう。また、来場者にはかしわ記念オリジナルマグカップが1000名にプレゼントされ、参加者を楽しませる工夫が凝らされています。

アクセス情報

初のナイター開催を記念した特別なこのレースに参加するためには、アクセス方法もチェックしておく必要があります。電車でのアクセスは京成線『船橋競馬場駅』から徒歩5分、またはJR京葉線『南船橋駅』から徒歩10分です。車でのアクセスは、千葉の花輪インター出口から車で5分、東京方面からは谷津船橋インター出口が便利です。競馬場内には640台の駐車場があり、24時間まで2000円で駐車可能です。