レコチョクが開発した音楽賞専用投票システム
株式会社レコチョクが新たに手掛けた投票システムが、音楽業界の注目を集めています。このシステムは、2025年に初開催される国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』のために設計され、音楽業界の関係者5000人が参加する厳正かつ透明な投票を実現しています。
音楽業界の新たな祭典、『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』とは?
この音楽賞は、日本の主要音楽団体が協力して設定したもので、国内最大規模の国際的な音楽表彰イベントであることが特長です。本賞では、2025年5月21日と22日の2日間を通じて、全62部門の優れた作品やアーティストが発表されます。受賞者の選定は、Billboard JAPAN、オリコン、GfK/NIQ Japanなどの信頼性の高いデータをプロセスに用いて、自動的にノミネートされます。
一次投票が3月に実施されたことで、国内の投票メンバーによってノミネート作品が決定されました。その後、4月に行われた最終投票では、国内外の音楽関係者5000人が集まり、さらに厳正な投票で受賞作品やアーティストが選ばれます。
レコチョクの役割と技術の背後にある思考
レコチョクは音楽市場の活性化を目指し、法人向けの音楽システムの開発に力を入れています。その一環として、今回の『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で使用される投票システムを開発しました。自社内での要件定義、開発、運用を一貫して行うことで、スピーディーかつ効率的な対応が可能となりました。
このシステムの構築にあたっては、アジャイル開発手法を取り入れることにより、柔軟性とスピード感を保ちながら、高い透明性も実現しています。音楽関係者にとって使いやすく、分かりやすい投票体験を提供することが目指されています。
レコチョクの専門性と今後の展望
20年以上にわたる音楽業界での経験を活かし、レコチョクはITサービスを通じて音楽業界の進化に貢献していくことを誓っています。デジタルソリューションカンパニーとして、音楽文化の発展を支える様々な取り組みを展開しています。今後も『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』を盛り上げるため、全力を尽くすことでしょう。
企業情報
レコチョクは音楽市場の最大活性化を使命として掲げています。音楽配信事業やブロックチェーン技術を活用したサービス企画などを手がけ、権利者への支援を重視しています。また、子会社であるエッグスは、インディーズアーティストの音源配信や収益化支援に特化した活動を展開しています。
レコチョクグループとして、日本の音楽業界のデジタル化を推進し、今後も音楽文化の多様性と発展に貢献していく姿勢が求められています。