TEAM UPGARAGEがSUPER GT Rd.3で驚きのポールトゥウィンを達成！

TEAM UPGARAGEがSUPER GT GT300で優勝

2025年6月27日、TEAM UPGARAGEがSUPER GT GT300クラスの第3戦セパンで目覚ましい成果をあげました。このレースは、チームにとって初のマレーシアでの挑戦となり、ポールポジションからスタートし、見事に優勝を果たしました。ここでは、予選から決勝にかけての詳細な様子をお伝えします。

予選の模様

セパンの気候は非常に厳しく、日中の気温は30度を超えるため、予選と決勝は夕方に行われることとなりました。木曜と金曜には公式練習も行われ、TEAM UPGARAGEの18号車は安定したパフォーマンスを見せました。特に、金曜の走行でルーキーの野村勇斗選手がGT300クラスのコースレコードを更新する驚異的なタイムを叩き出しました。

予選本番では、Q1を担当したベテランの小林崇志選手が安定した走行で突破。続くQ2で、野村選手は自己記録を更新し、ポールポジションを獲得しました。これにより、TEAM UPGARAGEは2021年第7戦以来のポールポジションを手に入れ、チームの成長を実感することができました。

決勝レースの展開

決勝日は、ポールポジションからスタートし、AMG GT3での初勝利を目指しました。開幕周で一時は2位に落ちるも、野村選手は冷静に走り続け、後続の追撃を抑えながらピットインのタイミングを迎えました。

レース中盤でのピット作業を行い、小林選手に交代。ピット作業の隙をついて、ライバルチームがミスを犯し、再びトップに浮上。その後、厳しい気温とタイヤ状況の中で、小林選手の安定した走りが光りました。最終ラップでは、背後に迫るライバルにプレッシャーを受けながらも冷静な走行を貫き、無事に最初の順位でチェッカーフラッグを受け取りました。

TEAM UPGARAGEは、ポールトゥウィンを達成した初のチームとなり、シーズン序盤の苦戦を乗り越えて、輝かしい勝利を手にしました。サポーターに感謝の意を伝える素晴らしいレースとなりました。

ドライバーのコメント

野村勇斗選手

「スタート直後にタイヤが温まらず52号車に先行されてしまいましたが、その後は何とか抑えきり、ピットストップで逆転できたことが本当に嬉しかったです。」

小林崇志選手

「セパンで2戦連続ポールトゥウィンを達成できたことは嬉しいですが、1周目でポジションを落とした中でも、野村選手が頑張ってくれました。出場した全員の努力が実を結んだ瞬間でした。」

石田誠監督

「新しいAMG GT3が持つポテンシャルを発揮できましたが、序盤のミスを乗り越えて、素晴らしいレースを見せられたことに感謝しています。」

アップガレージグループの紹介

アップガレージグループは、1999年に創業したカー＆バイク用品のリユース専門店で、現在は全国に250以上の店舗を展開。2022年には自転車のリユース事業も展開し、2024年にはアメリカにも進出予定です。今後も「Good Mobility, Happy Life」を提供するさまざまな挑戦を続けていきます。