高校生アートの全国大会「LIMITS高校生大会2024」が熱戦を繰り広げ優勝校が決定！

LIMITS高校生大会2024、熱い競演が実現！

2024年8月3日、宝塚大学東京新宿キャンパスにて「LIMITS高校生大会2024」の決勝が行われ、高校生たちのクリエイティブな戦いが繰り広げられました。この大会は美術部に所属していない生徒たちも参加できる全国規模のアートイベントで、130チーム以上がエントリーしました。

大会のルールはシンプルながらもユニークです。各チームは最大3名で構成され、20分という限られた時間内にデジタル技術を駆使してアートを制作します。その作品は完成度や制作過程によって評価され、最終的には観客と審査員の前でのプレゼンテーションが決定的な要素となります。

今年の大会には、イラスト、アニメ、デザインなど多岐にわたる表現方法が持ち込まれ、高校生たちの情熱が表現されました。観客からは感嘆の声が上がり、競技を見守る家族や友人たちの熱烈な応援もありました。特に決勝戦では、埼玉県の「ももたまご」と北海道の「カワタ」が、同じく自らの力をぶつけ合い、興奮の渦に巻き込まれました。

決勝戦は「ヒーロー×限界」に挑戦

決勝戦のテーマは「ヒーロー×限界」。緊張感高まる中、試合前に両者が互いに言葉を交わし、会場の盛り上がりを最高潮に引き上げました。両者は画面に向かって、傑作を生み出すために20分間、フルパワーで表現を追求します。観客はその様子を見守り、両者の筆がリズミカルに動くたびに多くの拍手が送られました。

全力のパフォーマンスが終わると、結果発表が行われました。「ももたまご」が見事に優勝を果たし、トロフィーと豪華賞品を手にしました。「これからもずっと絵を描いて、絶対にプロになるので、皆さん応援してください」と感謝の意を表しました。

豪華な賞品も注目

優勝した「ももたまご」には、アメリカ・ポートランドへのクリエイティブツアーや最新のデジタルペンタブレット、さらにはレコーディングスタジオでの特典など、魅力的な賞品が贈呈されました。準優勝の「カワタ」も素晴らしいデザイナーモニターを獲得し、それぞれの努力が称賛されました。

次世代クリエイターの育成へ

LIMITSの実行委員会は、今後も若手アーティストのためのプラットフォーム提供をあらゆる形で行っていくことを発表しました。また、2024年9月には「クリエイティブ表現CAMP」という新たなプログラムが始まります。これは宝塚大学の監修の下、制作技術や人間的成長にも焦点を当てたプログラムです。

このように、次世代のクリエイターを育成する場としてのLIMITS高校生大会は、今後も注目を集め続けることでしょう。若い才能たちの活躍をぜひ近くで見守りたいと思います。