『SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ』がフェーズフリーアワード受賞
ミサワホーム株式会社が提供する『SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ』が、2024年に開催された「PHASE FREE AWARD」で、事業部門のAudience賞に輝きました。これは戸建住宅として初の受賞となり、多くの注目を集めています。
フェーズフリーアワードとは?
フェーズフリーアワードは、一般社団法人フェーズフリー協会によって主催され、日常生活と非常時の両方において、より安全で快適な暮らしを支える製品やサービスを表彰するものです。毎年開催され、実際に使用されている製品・サービスを対象とした事業部門と、アイデア段階のプロジェクトを対象にするアイデア部門があります。
環境性能と暮らしやすさを両立
『SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ』は、自然エネルギーの利活用を通じて、常に心地よく、安全な暮らしを実現します。この住宅は、木質系工業化住宅ブランドの一環として提供されており、特にミレニアル世代の共働き家庭を対象としています。家族の多様なニーズに応えつつ、持続可能なライフスタイルを推進することが特徴です。
この住宅は、太陽光発電システムを備えており、高い断熱性と気密性を兼ね備えています。日常生活においては、発電した電力をエアコンや電気自動車の充電に活用でき、効率的なエネルギー使用を実現しています。非常時には、耐震性に優れた構造と制震装置を導入しており、家族の安全を守るだけでなく、自立したエネルギーサイクルを支える仕組みが整っています。
豊かな空間設計
この住宅のデザイン特性も高く評価されました。1階には広々としたリビングスペースを設け、上下階のつながりを強化しています。この開放的な内部空間により、家族のコミュニケーションが活性化できるようになっています。また、採光や通風を考慮した設計により、快適に暮らせる空間を実現しています。
さらに、玄関周辺には自然環境を取り入れた中庭空間があり、こちらも住環境を豊かにする要素となっています。このスペースは、安全性やプライバシーを確保しながら、地域のコミュニティとの交流を促進し、非常時には助け合いのきっかけとなる場にもなります。
サステナブルな未来へのコンセプト
『SMART STYLE Roomie』のコンセプトは、家族の今を楽しみつつ未来につなげるサステナブルな住まいです。大屋根によるデザインは、断熱性を高めながらも大容量の太陽光発電を可能にし、パッシブデザインとアクティブデザインをうまく組み合わせています。また、この住宅は停電の際でも快適に生活できる工夫が施されており、日常生活に近い状態を保ちながら、周囲への支援も行えるよう設計されています。
審査員からの高評価
フェーズフリーアワードの審査委員長である佐藤唯行氏は、この住宅の分かりやすい機能性を高く評価しています。大屋根がもたらす自然の光や風の取り込み、家族の安否確認を促進する上下空間の連続性などが特徴的で、特にアウトドアリビングは非常時でも活用されるライフスタイルの提案としても評価されています。
まとめ
『SMART STYLE Roomie 大屋根タイプ』のAudience賞受賞は、ミサワホームのこれまでの努力と革新を証明するものです。この住宅が提供するのは、ただの住まいではなく、家族にとっての安心で快適な未来を切り拓くための新しい選択肢です。持続可能な社会の実現に向けた一歩として、多くの人々に受け入れられることでしょう。