「コミック・ダイバース」第2弾
2025-04-07 18:19:08

生物多様性を感じる新たなマンガ選書「コミック・ダイバース」第2弾開催決定

新たな取り組み「コミック・ダイバース」第2弾



公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が2014年に発表した「コミック・ダイバース(COMIC DIVERSE)」の第2弾が登場します。本プロジェクトは、マンガの魅力を通じて生物多様性についての理解を深めることを目的としています。今年、WWFジャパンは新たに3名の選書者を迎え、彼らが自身の視点で選んだマンガのシーンを通して生物多様性を体験できる内容を提供します。

この新たな選書者には、写真家の石川直樹氏、和菓子作家の杉山早陽子氏、蒸留家の江口宏志氏が名を連ねています。それぞれの専門家が生物多様性を感じ取ったマンガのワンシーンを選ぶことで、多様な視点からの理解が促進されるでしょう。これらの選書は、2025年4月に行われる各専門家へのインタビューを通じて、一般参加者にも直接の対話の機会が設けられます。

インタビューイベントの開催



4月、各選書者へのインタビューイベントが実施されます。東京と京都で行われるこのイベントは、参加者として8人ずつを募ります。将来の生物多様性の日、最後には選書者インタビューの内容が公開され、マンガのワンシーンと共に参加者とのディスカッションが展開されます。これらは「コミック・ダイバース」特設サイトで見ることができる予定です。

生物多様性に関する意識調査の結果



また、WWFジャパンは1月に実施した生物多様性に関する意識調査の結果も発表しました。この調査では、78.6%の回答者が生物多様性の重要性を認識している一方で、生活とのつながりが分からないと回答した人が60.8%に達しています。

この結果は、生物多様性が私たちの日常生活にどれほど密接に関わっているかを示しており、生活者もこの問題に対して真剣に向き合う必要があるとされています。調査から浮かび上がった声は、今回の「コミック・ダイバース」での対話の重要性を再確認させるものでした。

各選書者のプロフィール



石川直樹氏(写真家)


1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院修士課程を修了し、様々な場所で作品を発表。数々の賞を受賞。著書には多数の写真集があり、特に冒険や風景をテーマにしています。

江口宏志氏(蒸留家)


千葉県でmitosaya薬草園蒸留所を開設。日本の果実を使用した蒸留酒を生産し、都市型ボトリング工場も運営。環境に優しい製品づくりに努めています。

杉山早陽子氏(和菓子作家)


1983年三重県生まれ。京都を拠点に和菓子創作を行い、記憶に残る瞬間を一品一品に込めています。自身の店舗を運営し、食べることとアートの融合を追求しています。

まとめ



「コミック・ダイバース」第2弾は、生物多様性をテーマにしたマンガの選書を通じて人々の理解を促進し、生活者との対話を通じた新たな発見を提供します。日常生活に密接な関わりを持つ生物多様性について、より多くの人々が意識を向け、必要なアクションを起こすきっかけになることを期待しています。詳細はWWFジャパンの公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
WWFジャパン
住所
東京都港区三田1-4-28三田国際ビル3階
電話番号
03-3769-1714

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