宮城県丸森町の新公式キャラクターがデビュー曲を発表！

宮城県丸森町が生んだ新星「ねこがみとうぐいすP」とそのデビュー曲

宮城県丸森町の公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」が、デビュー曲『デザイン』を公開しました。このプロジェクトは、クリエイティブカンパニーであるSteve* inc.が中心となり、町民や地域の魅力を活かしつつ進められてきたものです。今回は、このデビュー曲に対する熱い想いや背景を詳しくご紹介します。

『ねこがみとうぐいすP』の誕生

「ねこがみとうぐいすP」は、町民投票を経て誕生したキャラクターです。江戸時代から続く丸森町の地元文化に基づき、特に養蚕に関わる歴史を反映した存在です。このキャラクターは、猫を神として祀るという習慣から生まれています。丸森町には多くの猫神が祀られており、現代においてもその文化は息づいています。また、このキャラクターの名称も、地域の独自性を表現したものとなっています。

デビュー曲『デザイン』の意義

今回発表された『デザイン』は、2025年から2034年にかけての丸森町の未来像を意識しながら制作されています。「DESIGN NEW MARUMORI つくろう、あたらしい日常を。」という理念のもと、地域の未来を自らの手で切り拓くというメッセージが込められています。曲自体には、待つのではなく、積極的に未来を構築していく姿勢が表現されています。音楽を通じて町民の皆さんに新しい希望を届けようという意図が伺えます。

手作りのミュージックビデオ

さらに、今回のプロジェクトではミュージックビデオも制作されました。MVの中では、ねこがみが神アイドル「ne.ko.ga.mi.」として舞台に立つ姿が描かれています。このビデオは丸森町の自然環境を生かした映像となっており、町民が共に創り上げるというスタンスで進められました。特に、町の祭り「齋理幻夜」に参加したワークショップにて、町民が描いた観客のイラストが用いられ、より地域に根ざした作品として仕上げられています。

地域への愛と未来への希望

このプロジェクトの背後には、町民や関係者の熱い思いがあります。公式キャラクターの声を担当した清水みさとも、サウナを通じて丸森町との絆を深めてきたそうです。彼女自身の経験から生まれた楽曲が、町の未来に小さな希望や暖かさを届けることを願っています。

また、作曲を手がけた城隆之（No.9）は、道行く風景や町の人々の暮らしを思い描き、温かさや力強さを表現したと語ります。情景が音楽に映し出されることが、町の魅力を引き出す手助けとなることを信じている様子が伺えます。

まとめ

今回のデビュー曲『デザイン』は、ただの楽曲としてだけでなく、丸森町の未来を考えるきっかけともなっています。町民が共同で作り上げたこのプロジェクトは、地域の絆や文化をより深く理解するための良い機会を提供してくれます。今後も「ねこがみとうぐいすP」をはじめとした地域プロジェクトに注目していきましょう。

公式ミュージックビデオはこちらからご覧いただけます.