ハウステンボス経営権取得:PAGによる成長戦略と未来への期待
ハウステンボス、PAGによる経営権取得で新たなステージへ
長崎県佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」は、アジア最大級の資産運用会社PAGによる経営権取得を発表した。PAGは、ハウステンボスを高い成長性を有する企業と評価し、アトラクション導入やイベント投資によるテーマパーク事業の拡大、ブランド価値向上による集客力強化を目指していく方針だ。
PAGは、これまでエンターテインメント業界において、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど複数の投資実績を持つ。また、日本国内では世界有数の自動車用安全部品メーカーであるJoyson Safety Systems(旧タカタ)やレストラン・チェーン運営会社であるGYRO HOLDINGSへの投資実績も持ち合わせている。
今回の経営権取得において、PAGはブランディングや運営に関する支援を株式会社刀に依頼することを予定している。株式会社刀は、テーマパークなどでの豊富な実績を持つ企業であり、ハウステンボスの更なる魅力向上に貢献していくことが期待される。
HISとの連携で更なる発展へ
ハウステンボスは、これまでHIS傘下で経営再建を進め、10期連続黒字化を達成するなど、安定した経営基盤を確立してきた。HISの矢田素史代表取締役社長は、PAGがハウステンボスにとって最良のパートナーとなると確信しており、PAGのテーマパーク業界における深い知見と経験が、ハウステンボスの更なる成長に大きく貢献すると期待している。
ハウステンボス、さらなる顧客体験価値向上へ
ハウステンボスの坂口克彦代表取締役社長は、PAGの投資による更なる顧客体験価値向上に期待を寄せている。PAGと株式会社刀のノウハウを導入することで、ハウステンボスの魅力をさらに高め、顧客満足度を高めていく計画だ。
今後の展望
PAGの豊富な経験と投資実績、そしてHISとの連携により、ハウステンボスは新たなステージへと進む。今後、どのような変化が起こるのか、注目が集まっている。
会社情報
- 会社名
-
PAG Japan Limited
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-1-28虎ノ門タワーズオフィス20階
- 電話番号
-
03-6430-3511